まつろわぬ民

「まつろわぬ民～更地のうた～」

観劇してきました。

朗読音楽劇で生演奏で朗読に奥行きと臨場感を演出。

東日本大震災、原発事故、古代からその土地には人が住んでいた訳で。

更地にしたとしても、朗読音楽劇を通して声が聞こえてきました。

ミニライブもあって白崎映美さんの歌声が響いて感動しました。

白崎映美さんは上々颱風として阿国という舞台に出演されていて、その時に父親も出ていたのでお会いしたこともあり、ライブにも行ったことがありました。

あの時と変わらぬ歌声と人を勇気づけてくださるパワーに感動しました。

出演もされているワハハ本舗の佐藤正宏さんから今回の舞台のご案内をしていただきまして、佐藤さんの味のある演技に心うたれました。

牛飼いの役で、そこに牛が見えました。

あの時あの場所には人も牛も、ペットも家畜もたくさんいたんです。

佐藤さん演じる牛飼いを通して声が聞こえたよ。

役者として役を通じてどんな小さな声も聞いて伝えていきたい。

まだバリケードがあって防護服着ないと立ち入れない地域もあるし、そこには生活があったわけで。

今一度色々と考えるきっかけを与えてくれた作品でした。