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夏に死す

大好きな劇団の劇団桟敷童子「夏に死す」

を観劇してきました。


2016年8月2日(火)~14日(日)
東京都 すみだパークスタジオ倉

作:サジキドウジ
演出:東憲司
美術:塵芥
出演:板垣桃子、稲葉能敬、鈴木めぐみ、外山博美、川原洋子、桑原勝行、山本あさみ、もりちえ、新井結香、大手忍、深津紀暁、升田茂、尾身美詞、鈴木歩己、渡辺穣、山本亘


桟敷童子初の現代劇!

作品に触れた感想なのでこれから観劇される方はこの先は自己判断でご覧ください。





いつかは来るであろう介護であったり終焉であったり。
僕は親が存命中で、まだですが考えたのはまずは介護かな。
介護に触れた作品は今までにも観たことはあります。
思ったのは今回もですが介護って身内は本当に大変。
愛があるゆえ厳しくもなるだろうし。
認知症とか入ってくると果たして厳しくするのが良いのか悪いのか。
回りに迷惑が掛かっているのではないのだろうかと考えるのが身内だからゆえ。
逆もしかり。


そして終焉。

終焉とは

命の終わり。

身の落ち着く所。隠居して晩年を送ること。

僕はまだ終焉を考えたことが無かった。
これはいつくるかわからないからかも知れませんが、年齢を重ねるとそういうことも考えるのかもしれません。

高齢化社会の今、親の介護を子供がして、子が親になればその親の子が親を介護して、義理の親もそうだし、はたまた老々介護があったりなど、様々な事情があると思います。

しかし人には意思があり、それは介護を受ける側もする側も同じで。

存在が近いと見えにくい事も見たくない事もあるのかも。

他者の方が自分の身内の経験があるからフラットに物事が見えていたり。

現代の高齢化社会の介護問題、終焉を描く桟敷童子はスゴい!
親の事も現代社会の事もスゴく考えさせられました。

チケットは13日の夜だけ少しあるのかな?
興味のある方は是非!