臨時県議会を開催しました。 | 石井健一郎 オフィシャルブログ Powered by Ameba

臨時県議会を開催しました。

「灘警察署も耐震改修工事実施へ」



606億円の平成25年度補正予算案を発表したことによる県議会の臨時議会が本日開催されました。今回の補正予算では主に防災・減災対策や老朽化したインフラ対策などの事業を進めるもので、地震や津波、風水害対策などに約140億円、高度成長期に整備された道路やトンネル、港湾改修などのインフラ整備には約221億円。また、県有施設の耐震化では国の緊急防災・減災事業債を活用して約139億円を計上し、灘警察署など7警察署の他、県立高校19校の校舎、西播磨文化会館など県有8施設の耐震改修を進めることとなりました。

 兵庫県が防災・減災対策のための公共事業や社会基盤整備を柱とした緊急経済対策として総額約

現在、県下の48警察署のうち、耐震性があるもの37署、ないもの11署で耐震化率が77%と全国平均の82.2%より低いにもかかわらず、県行革の影響もあり、耐震改修が遅延していたことから、昨年9月定例議会の代表質問において、大きな震災被害を経験した本県として警察署をはじめとする県有施設の耐震化事業の推進を知事に強く求めてきたところです。

地元の灘警察署については昭和54年の竣工で、昭和56年の新耐震基準直前の建物であり、県下警察署でも耐震改修が一番遅れるのではないかと危惧していましたが、灘警察署も含め、今回の措置で建て替えを伴わない警察署の耐震改修は全て終えることになります。