ビジネス・ネームの作り方 | 札幌で働くフランス帰りのアパレル会社元社長のBlog

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昨日、今日、明日。記録し続ける事で人生とは何かを明らかにしていくブログ。

ビジネス・ネームとは


ビジネス・ネームとは、本名と違う名前を通称として仕事で使う事。有名人に多い例ですが、会社全体で使用している例があります。


株式会社レンタルのニッケンのビジネス・ネーム制度


http://www.soumunomori.com/discovery/nikken/

上記のリンクの総務の森というサイトは中小企業にとっても役に立つサイトなんですが、その中に面白制度というコーナーがあり、その中でこのビジネス・ネーム制度が紹介されています。

株式会社レンタルのニッケンが社名変更した時に、社員の意識改革の一環としてビジネス・ネームを取り入れたというのです。仕事上、色々言いたくない事を言わなければならない時、本名より、その意識に傷をつけるのが少ないという配慮と、このビジネス・ネームを使った瞬間にプロ意識が芽生えるという意識向上の観点があったようです。


会社が成功する為に最初に必要な事。それは社内人間関係の質であると言われています。人間関係の質によって、プラスの増殖になるか、負の連鎖になるか決まるというのですから怖いですね。


この制度の詳しい内容は上記のリンクを見て頂くとして、どうやってビジネス・ネームをつけるのか有名人の例を二例紹介しましょう。


憧れのアーティストの名前をもじる


"作曲家”久石譲の場合。


we are the world の指揮をとったクインシー・ジョーンズ。
久石(クイシ)譲(ジョー)という訳ですね。


We Are The World DVD+CD

”小説家”幸田真音の場合


業界用語をもじる。


ディーラー用語で「為替のポジションを買った」ことをマイン(mine)ということから、買(こ)うた・マイン→幸田真音になったそうな。自身の業界用語を見直すチャンスですね!


勿論、闇雲にビジネス・ネームを使えばいいのではありません。メルマガ発行などは本名明示が求められますし、顧客に予めこれはビジネス・ネームですよと言っておかないと、いざ契約の時に実は名前が違うんですといって不信をかうことも。

自身の事業のイメージ戦略の一環として、きちんと使いたいものですね。それでは、また明日!