◆紫外線で身体が疲れる
人間が紫外線を浴びることで、活性酸素が
体内で増加します。
この活性酸素は体内に入ってくる菌やウイルス
を退治してくれる働きを持っているのですが、
増え過ぎると体に悪影響を与えます。
活性酸素は全身の細胞から発生しており、
神経細胞が活性酸素によって酸化され、
そのストレスで細胞が破壊されて、
疲労が起こるのです。
こういった理由から、日中屋外で活動する場合、
紫外線対策は必須です。
◆紫外線対策
【①高機能ウェアがおすすめ】
帽子や日傘などで直射日光は避けましょう。
紫外線をブロックする日焼け止めを塗る
のも良いです。
最近のUVカットウェアは通気性もよく、
長袖でも涼しく感じる商品もあるので
おすすめです。
【②目の保護を忘れずに】
紫外線が目から入ると、脳から活性酸素が
大量に分泌されます。
目のすぐ近くにあり、多くの神経が集まる
脳にとって、目から入る紫外線は大敵です。
活性酸素は神経細胞を酸化させますから、
体から入る紫外線よりも、脳に近い目から
入る紫外線が一番、悪影響なのです。
なので、目から入る紫外線を防ぐためにも
サングラスの着用をおすすめします。
【③アスリートのサングラスは眩しさ対策ではない?】
種目にもよりますが、アスリートはサングラス
をよく着用しています。
特にマラソンランナーはサングラスをかけて
走っていますが、実は眩しさ対策ではなく、
疲労対策なのです。
日差しが強くない時でもサングラスをかけて
走っているのは、曇りの日でも紫外線が
発生しているからなのです。
眩しさ対策も多少はあるかもしれませんが、
基本的には紫外線による疲労軽減の為であり、
より良い記録を出す為の努力の一つなのです。
◆紫外線対策まとめ
・UVカットウェアの着用
・なるべく地肌を出さない事が望ましい
・帽子は必須(ツバのあるもの)
・日焼け止めを塗る
・サングラスをかける(UVカット機能付き)
全ての対策を行うことは難しいかも
しれませんが、この中の3つは対策
しましょう。
また、目から入る紫外線でも日焼けやシミ
の原因になるそうです。