前回の続きで、
セロトニンは精神を安定させるために
とても重要な神経伝達物質ですが、
その増やし方をご紹介します。



【セロトニンの分泌を増やすためには?】

 

一般的には適度な有酸素運動やしっかりと

バランスの良い食事を摂ることです。

 


◆一番簡単な方法は太陽の光を浴びること

 

日光を浴びるとセロトニンが分泌されます。

 

特に朝の時間帯に浴びるのが理想です。

 

朝一番に浴びることで、セロトニンが

分泌され、しっかりと脳が覚醒して1日を

より良く過ごせます。

 


◆セロトニンの分泌の裏で、分泌を抑制

させるホルモンもあります。

 

それはメラトニンです。

 

メラトニンは上質な睡眠を摂るために

欠かせないホルモンです。

 

このメラトニンは、朝一番の日光浴で

分泌され、その14時間後に再分泌される

ようになっています。

 

朝起きて、14時間後にメラトニンが分泌

されることで、きちんと夜に眠気がきて

不眠などを解消し、より良い睡眠習慣が

とれるようになります。

 

このセロトニンとメラトニンのバランスが

自律神経のバランスに繋がり、健康的な

肉体と精神を作るのです。

 

 

【日光浴で作られるビタミンD】

 

◆ビタミンDはカルシウムの吸収を助けて

骨を強くする

 

骨粗鬆症の治療にも使われています。

 

また、免疫機能を調整したり、体の中で

ホルモンのように働いて、体の中の細胞に

いろいろな指令を出し、非常に重要な働き

をするのです。

 

しかし、ビタミンDは日本人の多くが不足

していると言われています。

 

なぜなら、日焼け止めや帽子、真夏でも

手袋をつけるなど、紫外線を意図的に

避けているからです。

 

コロナ感染予防で外出を控えたり、

マスクの装着も紫外線を浴びない一つの

理由となっています。

 


【日光浴のすすめ】

 

◆日光を浴びることで心身が健康になりますが、

だからといって、一日中浴びる必要はありません。

 

朝・午前中に浴びると良いです。

 

夏は午後になると紫外線が強くなりますし、

気温も上がってきます。

 

また、真夏日のような強い紫外線を浴びる

必要はありません。

 

いつもより、15〜30分ほど早く起きて、

朝の爽やかな日光を浴びて、1日をスタート

させてみてはいかがでしょうか?

 


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