基本的に人との交渉ごとには負けません。
押忍!➖便利で不便な言葉です。
例外的に、負けるのが分かってるのに、テーブルについたことはあります。
勝負は最初が肝心です。
例えば、
ラウンジのテーブルに座る位置が気に入らない時は、
「こちらの方がいいですよ」
などと図々しく席を変えてしまいます。
相手が従ったら、交渉は半分勝ちです。
もし、逆に相手に言われても、絶対に変わりません。
「早よから来て気に入って座ってるので、ここで良いやないですか。」
と和かに諭して、一度相手を席に座らして、
その後、「やっぱりあっちにしましょうか!」
と自分のリードで席を変えます。笑笑
戦いと同じです。
仕事でも、組手でも戦いは、絶対勝つ!という不退転の信念で望まなくてはなりません。
未熟者の若造だった私が、
22歳で極真会館、芦原道場の旗を掲げました。
別に慢心してではありません、師匠、芦原英幸の使命を受けたからです。
ただ、それだけ、
この世界、師匠からの言葉には、
押忍!
しか言えません。
その時点で、私の考え方の全てが変わりました。
道場でも、外でも、戦いで、負けたら終わり、
次は無いんです。
どんな事をしてでも、絶対に勝たなくてはなりません。
毎日、毎日、
バカなりに真剣に考え、よく頑張ったと思います。
63キロライト級の身体で、無差別級で戦うのです。
5年間、真剣勝負の毎日を無事やり遂げました。
その経験の全てが、その後の人生に生かされてます。
頂点も、ドン底も、体験し極めて、
負ける大切さも知りました。負けるが勝ちも理解できました。
今の私は最強でなく、最高です。
年寄りの説教聞いてください。
心構え一つで全てが変わります。
空手稽古を
スポーツと考えるのか、
命がけの武道と考えるのか、
コンクリートジャングルの生き残り戦争では、
後者が役に立ちますよ。
私の人生、押忍で変わりました。
押忍!➖便利で不便な言葉です。