アマチュアは勝利にこだわる。
当たり前の事です。
アマチュア競技は参加料を払って、競技大会に加わり、勝ち負けを競い、栄光の証としてトロフィーや🏆
賞状を授与される。勝利の為に努力精進する過程において、肉体と精神を鍛える。それがオリンピック精神であります。
しかし、プロ精神は違います。

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お客様を感動させ満足させて、いかに勝つか、いかに負けるかです。
それが銭が稼げるプロ、
プロは稼いでなんぼです。

1円にならないアマチュア大会、
全日本テコンドー選手権大会で、このプロ中のプロ精神を持つ菊野克紀選手が、素晴らしく良い仕事をしてました。

もちろん純粋な気持ちで、ご本人は一生懸命戦ったのでしよう。
しかし、プロはプロ、無意識のうちにとても良い仕事をしてました。

決勝の相手は2メートル近い、ミスターテッコンドーさん。
もちろん日本を代表🇯🇵するトップアマです。

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この身長差です。
蹴りでポイント取れるはずもありません。

しかし、プロは勝ち負け以上に心意気です。
試合より、勝負に勝ちに行く。
このくらいのワガママは許される。
菊野選手が凄い試合をしました。

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試合で、徹底的にポイントを取りにいくミスターテッコンドー40ポイント以上の差がつきます、
その彼に対して、徹底的に突きで倒しにいく菊野選手。
鬼気迫る表情で、突きで追い込んでいきますが、分厚いプロテクターに阻まれ倒せません。
しかし、
最後は喉元に突きを入れ、反則ではありますが、しっかり倒します。
このあたりが、運の強さか、プロのなせる技です。
苦しむアマと仁王立ちで見つめるプロ!


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試合に負けて、勝負に勝ったプロの菊野選手と、

反則突きで倒れても、爽やかな笑顔で、最後まで勝負にこだわりアマの誇りを守ったミスターテッコンドーの江畑選手。

負けてプロの凄みを伝えた菊野選手と、
勝ってアマチュア精神を貫いた江畑選手。
会場の多くは菊野選手の大ファンになったと思います。

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懐かしのメンバーと再会しましたよ。


結果的には
大成功の全日本大会でしたね、おめでとうございました。