正暦2400~2500年頃、日本にあたる所は江戸時代並みの文明であった。
とある寺子屋・富野学舎でガンダムに関する伝承を伝えていた。
近い昔、頑駄無というからくり人形があった。人が乗り動かす物であった。天からからくり人形と共に降って来た少年が南蛮の地にて祭の儀式の際に石像から表れた。
それより遥か昔、頑駄無同士の争いがあったらしいが、その後、高い文明と頑駄無という存在を自ら消し去った。
その失われたからくり人形は地面や鉱山から掘り出された。
その後、少年は空の世界の女王だった者と結婚したが、身体が衰え息を引き取った後、かつて交流があった良家の令嬢と結婚する。その後子供を設ける。その末裔の中の一人、船の長旅で渡ってきた、瀬亜久という南蛮の民より、からくり人形頑駄無の伝承が伝わる。
その伝承の頑駄無というからくり人形の仕組みやら何やらがわかるのは遠い未来の事であろう。