皆さんおはようございます
暑さや感染拡大により外出に気を使う日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
8月は夏らしく、怖い話の観光スポットを数回にわけてご紹介します。
1回目に紹介するのは、東京都墨田区本所に伝わる本所七不思議です。
本所七不思議とは、その地域でおこった不思議な出来事をまとめたものです。
では、本所七不思議の内容を簡単に紹介しますね。
「置いてけ堀」
ある日男が本所の堀で釣りをしていると、その日は非常に良く魚が釣れた。
夢中になっていると、日も暮れ魚籠もいっぱいになっていたので、さあ帰ろうと思っていると、
どこからか「おいてけ~おいてけ~」と恐ろしい声が聞こえてきた。
恐ろしくなった男が慌てて立ち去ると、魚籠いっぱいの魚は一匹もいなくなっていた。
「片葉の葦」
本所の三笠町にお駒という美しい娘がいて、近所に住む留蔵という男がお駒に熱を上げますが、お駒は一向に振り向かない。
怒った留蔵は、家の用事で外出したお駒に襲い掛かり、片手片足を切り落とし堀に投げ込んでしまった。
それ以来この堀には、片方しか葉がない葦が生えるそうな。
「狸囃子」
ある男が真夜中に歩いていると、どこからともなくお囃子の音が聞こえてきた。
その音に耳をすますと、近くで聞こえたと思ったら遠くになり、一体どこから聞こえてくるのかと音をたどってみると、
だんだんと自分がどこにいるのかわからなくなり、夜が明けてみると全く知らない野原にいた。
「送り提灯」
夜更けに提灯を持たずに歩いていると、前方にポツンと提灯の灯りが見えてくる。
その提灯を目指して歩いていきますが、行けども行けども追いつけない。
「足洗い屋敷」
ある旗本屋敷で、深夜になると「足を洗え!」の声と共に、天井から血まみれの大きな男の足が突き出てくる。
綺麗に洗ってやると、足はおとなしく引っ込むが、洗わないと怒って暴れまわり、天井をあちこち踏み抜いて壊すのだ。
「燈無蕎麦」
本所南割下水あたりに、いつ行っても灯りもなく、誰もいない屋台の蕎麦屋があった。
夜が明けるまで待っても主が現れることはなく、親切心で行燈の火をつけようとしても火がつかない。
あきらめて帰るが、後で必ず不幸な目にあう。
「送り拍子木」
火の用心の夜回りが、拍子木を鳴らしながら歩いていると、どこからか拍子木のカチカチいう音が聞こえてくる。
まるで自分の後をついてくるように音が聞こえるが、振り返っても誰もいない。
今の30代の人達が小学生だったとき、学校の七不思議というのが流行っていました。
七番目の不思議を知ると呪われるという内容でしたが、本所七不思議ではそんな心配はありません。
なぜなら........
本所七不思議は10種類以上もあるからです。
えっ?
そもそも七不思議じゃない!とツッコまれました?
細かいことは置いてけ堀に置いてってください♪
墨田区本所には本所七不思議のレリーフや、置いてけ堀の正体といわれる河童の像があります。
興味がわいたら、夏休み中に是非みにいってみてください。
当塾HP 黒川速算塾 石原教場 ⇐こちらをクリックして下さい。
そろばんの歴史や、チャレンジ問題もアップしているので、
是非みにきて下さい♪