先日の記事で、国花について書きましたが、
今回は「国鳥」についてです。
国鳥とは、その国を代表・象徴するとりのことです。
日本の国鳥はなんだと思いますか?
ウグイス?トキ?タンチョウヅル?クマタカ?
実は桃太郎でおなじみの「キジ」です。
民話や童話でなじみがあり、オスは勇敢でメスは母性愛の象徴であることなどから、
1947年に日本鳥学会がキジを国鳥に選んだそうです。
日本では、北海道と対馬をのぞいた地域に生息しています。
主に、山地から平地の林、農耕地、河川敷などの明るい草地に生息しています。
当然、街中では見かけないですが、「キジ」がどんな鳥か描けますか?
キジの雌は落ち着いた茶色で、雄はとても華やかな色合いで綺麗な鳥です。
しかし、国鳥であるキジは旧1万円札の裏面に描かれましたが、
新1万円札になってからは鳳凰にその座を奪われ、
それ以来、通貨には使用されていません。
1782年に、先住民に神聖な鳥としてあがめられていた「ハクトウワシ」が議会で選定され、
世界で初めて国鳥を制定したアメリカではパスポートや紙幣などに描かれています。
日本でもせっかく国鳥なので、是非活躍させてあげてほしいですね。
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