おはようございます。

 

本日、4月8日は「灌仏会」です。

 

聞き慣れない言葉ですが、「花まつり」という言葉はお聞きになったことがあるかと思います。

 

4月8日は、お釈迦様の誕生日とされ、

 

全国の多くのお寺で仏教行事として、「花まつり」が執り行われています。

 

この行事では、お釈迦様の像に甘茶をかける慣習があります。

 

では、何故甘茶をかけるのでしょうか?

 

それは、お釈迦様の誕生したときのことが由来します。

 

お釈迦様の父はシャカ族シュッドーダナ王、母はマーヤー夫人といいました。


ある日、マーヤー夫人は神聖な動物とされる白い象が自分の右脇にはいる夢をみました。

 

その後、妊娠がわかり、出産の為に里帰りの途中、ルンビニーの花園で休んでいたときに、

 

脇の下からお釈迦様が生まれました。

 

そのときに9匹の竜が天から清浄の水(甘露水)を注ぎ、

 

生まれ落ちたお釈迦様はすぐに7歩歩き、

 

右手で空を、左手で大地を指して「天上天下唯我独尊」と言葉を発した、という伝説があります。

 

この伝説から、「花まつり」では、この清浄の水にみたてた甘茶を花で飾った花御堂にいらっしゃるお釈迦様の像(誕生仏)にかけます。

 

お釈迦様の誕生日は紀元前463年4月8日という説が一般的です。

 

しかし、実際にそれを裏付ける証拠はありません。

 

いまだに数多くの説があり、起源前624年とも紀元前1029年ともいわれています。

 

また、暦によっても変わるので、4月8日に本当にお釈迦様が生まれたのかも定かではありませんが、

 

現代では4月8日で定着しています。

 

仏教行事ということで構えてしまうかもしれませんが、

 

特に厳格なお作法はないので、機会がありましたらリラックスして参加してみましょう。

 

不安な場合は、お寺の方に聞くと教えていただけますよ。

 

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