0.1.2.3.4.5.6.7.8.9

 

世界中で使われているこの数字。

 

これは一般的に「アラビア数字」と言われています。

 

では、アラビアで作られたのでしょうか?

 

じつは2千年以上前にインドで作られたのです。

 

古代のアラビア商人の間では、メソポタミアで作られたくさび形文字の数字を使っていました。

 

しかし、この数字では計算が大変で、インドで作られた数字のほうが計算が簡単なので使われるようになったのです。

 

そして、アラビア商人達により、ヨーロッパに伝わり、世界中にこの数字が広まりました。

 

アラビア商人が広めたので、「アラビア数字」と言われるようになり、

 

その呼称が定着してしまいました。

 

 

豆知識

伝わる過程で、原産国を間違えられて定着してしまうことは数字以外でもあります。

 

大型犬の「グレート・デーン」をご存じでしょうか?

 

名前を日本語に直訳すると「大きなデンマーク人」という意味になりますが、

 

原産国はドイツです。

 

フランス人の博物学者が、デンマークを訪問した際に偶然この犬と遭遇し、

 

自国で「グレート・デーン」と紹介したことが由来です。

このため、まったく関係ないデンマークが原産であると思われてしまいました。

 

ドイツではグレート・デーンのことを「Deutsche Dogge」(ドイツの犬)と呼び、

 

国犬にも指定されています。

 

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