おにはそと
ふくはうち
ぱらっ ぱらっ
ぱらっ ぱらっ
まめのおと
おには こっそり
にげていく
皆様こんばんは
本日は節分ですね。
節分はもともと、中国に古く伝わる「追儺(ついな)」という儀式が始まりでした。
昔の中国では病気や厄を追儺(ついな)と呼んでおり、厄を祓う儀式が行われていました。
昔の人は飢饉や災害・疫病などの厄は鬼がもたらすと考えていたのです。
やがて中国から日本に伝わり、奈良時代に大流行した疫病を祓う目的で宮中で追儺が行われたのが
節分の始まりといわれています。
それ以降、平安時代には宮中で陰陽師によって鬼祓いは盛んに行われ、各地に伝わっていきました。
江戸時代には宮中だけでなく、一般庶民も同様に節分の行事を行うようになったとされています。
そういえば、なぜ、節分に豆をまくようになったのでしょうか?
実は豆をまくのは「魔を滅する(魔滅=まめ)」という言葉遊びから、
鬼には豆まきが効果的だといわれるようになったという説があります。
豆といえば大豆ですが、実は、北海道や東北、九州の一部では代わりに落花生をまく地域もあります。
しかも、殻をむいた落花生でなく、殻付きのままでまきます。
殻が付いたままの落花生をまくのが、雪の中でも探しやすいからという理由もあるそうです。
雪深い地域では、大豆ではやりにくい理由があるそうです。
その他、まいた後に殻をむいて食べられるため衛生的、食べ物を粗末にしなくても済むという理由や、
鹿児島のように落花生の生産地であるために、節分に落花生をまくのが主流となった地域もあります。
いつも大豆で豆まきをしている方も、気分をかえて落花生で豆まきをするのもいいかもしれません。
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