皆様こんばんは。

 

クリスマスまで、このクリスマス衣装でお送りします。

 

昔のそろばん教育、第8回の今回は、江戸の教育についてです。

 

江戸時代以前は、教育は庶民には無縁のものでした。

 

しかし、政治が安定し始め、生産の向上、経済の発展により商品が流通するようになると、

 

庶民も簡単な数字や文章の知識が必要となってきました。

 

その為、日常生活に必要とされる教養を教える民間機関が寺子屋でした。

 

寺子屋の歴史は、古くは室町時代後期にさかのぼるといわれ、

 

寺院における師弟教育からはじまったものです。

 

元々は寺で檀家の子供たちを集め、僧侶が教えたので、

 

寺子の集まる部屋、寺子屋という名称になりました。

 

江戸では「手習指南所」、「手跡指南所」とよび、「寺子屋」の名称は主に上方で使われていた呼称です。

 

教育内容は、江戸での呼称のように、最初は手習いすなわち読み書きが中心でした。

 

商品流通が盛んになるにつれて算盤を教えるようになりました。

 

そして、前回の記事に書いた「塵劫記」をしようして勉強し、

 

江戸の数学レベルは上がっていきました。

 

寺子屋の数は年々増え、幕末には全国で15,000~20,000件あったといわれ、

 

これが明治の小学校設立に大いに貢献しました。

 

 

 

 

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