テレビ

各政党の論戦

マニュフェスト とか

ばらまき とか

無責任 とか

セーフティーネット とか

天下り とか

民主党 とか

自民党 とか。

2010年

日本人は日本政府議員に通達した。

テレビで無責任な発言をした場合、公開処刑に処すると。

マニュフェストに記載した物は命をもってやり通す。

そうすることで、

嘘っぽい政治が終焉を迎えたとさ。

ちゃんちゃん。
昼。

容赦なく太陽が照りつけている。

僕の部屋はリビングと繋がっているから、

寝るとき以外は部屋のドアを開けっ放しにしている。

昼飯を食べた後、

少し涼しくなった部屋で昼寝。

妹は気をきかせて間きりのドアをそっとしめてくれた。

…熱い。

ドアが閉まっていることなんて知らずに夢の中に埋没していた僕は、

熱さで起きた。

木造で出来ている家ではなく、

プレハブで増築された部屋。

屋根は何らかの金属製。

つまり、サウナ状態になるんだよ。

家の中で熱中症になりそうでした。

あぁ妹よ。
空を飛ぼう。

そう近所のガキ大将に声をかけて、その子分も集まってもらった

いや、お集まり頂いた

先輩面をこいて、近所の公民館を予約。

そこで凧を組み立てた。

設計図は、誰かがどこからか拝借してきたもの。

だからそれが精確なものかはわからない。

半日をかけてあぁだこうだと言いもって

1つの凧が出来上がる。

どこで飛ぼうか?

本当に飛ぶのかと迷っていたところ、誰かが口火をきった。

あそこしかない。

区画整備の産物として近所に出来たコンクリート垣

少し前までは山だった。

宇宙からきたというべきか、凄まじい重機が山を削る。

僕たちは、その怪物が成していることを指をくわえて見ていた。

緑色だった彼の肌が、だんだんと茶褐色に変わっていく。

カブトムシ、アケビ、ウグイス達の声は大人に聞こえない。

いつか僕たちの手で戻そう。

ふわふわと過去の事を想っていると、

コンクリート垣に到着。

ここから助走をつけて飛べばいい。

簡単な事だ。

僕はさっき作った凧を背負う。

少し自信のある足。

陸上部だった。一応。

地面を蹴り、一気に加速。

垣とその先まで

3メートル、2メートル、1メートル、



垣を蹴って飛んだ。

ここは地球だ。

僕の身体は重力に勝つことが出来なかった。

鈍い音。

いやな痛みが全身をかけめぐる。

これで死ねるなら後悔しない。


そんな夢なら、語ってもいいだろう。