小さな巨人#03風見京子さん不審死についての捜査状況追記 | 芸術家く〜まん843

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風見京子さんを屋上から突き落とした容疑で逮捕された池沢菜穂。当初殺害は否定していたものの、五十嵐弁護士との接見直後に第三者の関与を全否定し、全て自分がやったことだと供述。
⇒だが池沢容疑者の自白は嘘で第三者の関与があると疑い、捜査一課と所轄の合同捜査本部を立てることに。

<最重要人物・中田隆一のアリバイ>

殺害現場にいた「もう一人の人物」として浮かび上がった最重要人物は、ゴーンバンク社・中田和正社長の息子であるナカタエレクトロニクス社長・中田隆一。
事件当日の犯行時刻に、隆一は会員制のバーラウンジ「RED」にいたとオーナー・山本アリサと店員・高瀬賢治の両名がアリバイを証言。
山本アリサは、香坂警部が処分されるきっかけとなった料亭で隆一と一緒にいた女性だった。アリサは隆一のインサイダー取引にも関わっている可能性があり、捜査二課も彼女をマークしていたようだ。
隆一と繋がりがあるアリサが、店員・高瀬に嘘の証言をさせていた可能性もあるため、高瀬に再度聴取。
⇒高瀬は朝方までアリサが個室で隆一の接客をしており、酒を運んだ際に自身の目でも確認したと証言。アリバイは崩せず…。
その後、捜査一課でアリサを任意連行するが、供述に穴は見つけられない。一方、高瀬は2度目の聴取後、行方をくらませた。
高瀬の証言の嘘を暴くため、街の監視カメラの映像を確認。すると、事件当夜にとあるゲーム店の前にできた長蛇の列に並ぶ高瀬の姿を発見。それは「RED」に聞き込みに行った際にカウンターにあった、高瀬の私物と見られるゲームソフトを購入するための列。そして、それが販売されたのは京子さんが亡くなった日の夜、日付が変わった午前0時だった。
⇒これにより高瀬の証言は無効、同時に隆一のアリバイも崩れた!
ゲーム店の列に並ぶ高瀬さんの姿を収めた監視カメラ映像のDVDを鑑識に回す前に、芝署・杉本副署長がこっそり持ち出そうとしていた。副署長は、すべてを芝署・中村刑事のせいにしようとしたが、監視カメラに副署長が犯人であるという証拠映像がはっきりと残っていた。

アリサを再尋問するため、DVD持参でバーラウンジ「RED」へ行く香坂警部たちだったが、店はもぬけのから。だが直前まで人がいた形跡があることから、警察内部の何者かが隆一側に捜査情報を漏らした疑いが…!

いったい誰が?
警察内部に内通者?

捜査一課・山田刑事がアリサの口座情報を入手。するとそこに、捜査一課長・小野田の妻・ゆかりさんの名前を発見。小野田一課長とアリサには繋がりがあった。

<考察>

香坂警部が左遷されるきっかけとなったあの日、小野田一課長は「香坂警部に会いに料亭に来た」と言っていたが、本当に会おうとしていたのは同じ料亭にいた隆一とアリサだった可能性がある。一課長はそれを探らせないために、香坂を左遷という形で追いやったのか…?