残された人が憶えている限り | 芸術家く〜まん843

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お越しくださりありがとうございます

人は死んでいくけれども、
残された人が憶えている限り
そのひとは死なないと思うしかない。

だから惜しむんじゃなくて、
忘れないっていうことが大事だと思いますね。

そして私たち生きている人間は、
せめて自分の生き方を
きちんと獲得しなければならない。

でなければ、運命なんてひらけないでしょう。

北方謙三(作家)

北方謙三・福島智・著
『運命を切りひらくもの』
(致知出版社)より