『世界の中心で、愛をさけぶ』などの
ヒット映画を手がける行定勲と
『泥の河』『螢川』など
日本文学界屈指の名作を次々生み出す宮本輝が
第一線で輝き続ける秘密を語り合う。
宮本作品をいつか映画化したいという行定。
今回の対談は
「尊敬する人に会う怖さもありながら」
「会って話を聞いてみたい」
との強い希望から実現した。
番組前半は
宮本の自宅を行定が訪ね、
「何かが足らないという時は
もっと足らなくする」
文章術など、その文学世界に迫る。
後半は
宮本が去年震災に見舞われた
行定の故郷・熊本を訪ね、
「現場の空気を映す」
という映画制作の姿勢から
熊本を舞台にした近作まで、
映画への思いを聞く。
【出演】
映画監督…行定勲
作家…宮本輝
【語り】
吉田羊
六角精児