日本ではすっかり定着した「カリスマ」という言葉。
その始まりは、当時青山などに出店していた美容師たちが“カリスマ美容師”ともてはやされたことから、ブームとなって、一般的な言葉となりました。
このカリスマという言葉を、日本で最初に仕掛けたのは、なんと苫米地博士!
しかし、苫米地博士はこう言います。
「自分がこの『カリスマ』という言葉の仕掛け人だが、しかし、本来のカリスマの意味とは異なる」
と。
どういうことでしょうか?
苫米地博士は、当時の美容師たちをマーケティング的な側面から、ある方法で意図的に“カリスマ美容師”として仕掛けたそうですが、
カリスマの本来の意味は、
「黙っていても、他人がその存在を認める」
ということなので、そこにマーケティング的要素が入っているならば、私たちはそこを目指すべきではないと話しています。
カリスマは、英語で「Charisma」と書きますが、その意味は、
「他の人々を引きつけ感銘を与える強力な個人の性質」
というような意味になります。
そして、それはこちらがマーケティング的な意図をもって創りあげるものではなく、社会の中で自然と認知されるべきものなのです。