【粋な心】和田裕美粋な人は、お金があってもなくても、ずっと「粋」なんです。高級なレストランでも、高価な車も似合うけれど、屋台であっても、軽トラックでも似合うのです。それはけして「何でもいい」という投げやりなことではなく、その場所や物や人の内面にある魅力を見つけることができ、こだわりがなく、見栄もないから、なにもが似合って、粋になるからです。だから私は、「見かけ」で判断しないで、どんな場所でも、どんな物でも、そこにある価値を見出して、楽しもうとする「心意気」が「粋な心」だと思うのです。和田裕美