何気なく使っている「おめでとう」と言う言葉。本当は「目出たい」とか「めで鯛」ではなくて、「愛でる」と「甚（いた）し」がくっついて出来た言葉なんですよね。これは、和田的に意訳すれば「むちゃくちゃ素晴らしい！もう言葉にならない感動だ！」という意味になります。今日は、新しい一年を、生きて迎えることができたことに感動して、嬉しくて、わくわくする「おめでとう」の日なのです。だから、「おめでとう」と言うときは、そんな気持ちを込めて、そこに感謝を添えながら、音に出してみてください。いつもは何気ない「おめでとう」に、息吹は入ります。言葉が生きます。今年もいい年でありますように。心を込めて「おめでとうございます」
和田裕美