昨年8月に指定暴力団道仁会の会長宅を襲撃し、
手榴(りゅう)弾を爆発させ男性組員に重傷を負わせたとして、
殺人未遂などの罪に問われた指定暴力団九州誠道会関係者の
無職、巌野平一被告(79)の裁判員裁判の論告求刑公判が7日、
福岡地裁(林秀文裁判長)で開かれ、検察側は懲役30年を求刑した。
判決言い渡しは9日の予定。
検察側は論告で「わが国でもまれな危険極まりない事件。
銃弾1発が付近のアパートの壁に当たり、
近隣住民に大きな不安や恐怖感を与えた」と指摘。
弁護側は最終弁論で「負傷した組員への強い殺意はなく、寛大な刑を求める」と述べた。
(MSN産経ニュース)
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