組員に被災者支援金 260人に3500万円 | 石原まい子の赤と黒の履歴書

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東日本大震災の被災者向けの支援金が暴力団に渡っている。


報道写真全記録2011.3.11-4.11 東日本大震災/朝日新聞社


宮城、福島両県警と両県の社会福祉協議会によると、

少なくとも約260人の組員が計約3500万円を受給していたことが分かった。

警察や社協では警戒を強めているが、完全に排除するのは難しい。 


暴力団組員の受給が判明したのは、国と都道府県が被災世帯に対し20万円を上限に生活福祉資金を貸し付ける「緊急小口資金貸付制度」。


受給手続きは各都道府県の社会福祉協議会が行っている。

同制度は、厚生労働省の通知で暴力団関係者の利用を禁じている。


宮城、福島両県警や両県の社協によると、「暴力団関係者が申し込みをしている」という通報があり、県警が社協と協力して捜査を始めた。


結果、3月下旬から5月上旬までの受付期間中、福島で約170人、宮城で89人の組員に計約3500万円が渡ったことがわかった。

両社協は返還を求めている。


宮城では受給した4万件のうち1万件余りしか捜査が終わっていないことから、不正に受給した組員の数はさらに増える可能性が高いという。(朝日新聞)


朝日新聞縮刷版 東日本大震災 特別紙面集成2011.3.11~4.12/朝日新聞社


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