東京電力福島第1原子力発電所事故で、
3号機の原子炉建屋付近から撤去したがれきの中に
毎時900ミリシーベルトの高放射線量のものがあったと発表した。
水素爆発した3号機建屋のコンクリート片とみられ、
撤去したがれきの放射線量では最大という。
東電によると、がれきは縦横30センチ、高さ5センチの大きさ。
20日に見つかり、翌21日に作業員が約5メートル離れた場所から
重機を使ってコンテナに収容した。
収容後、コンテナ表面から1メートル離れて測定した線量は
毎時1~2ミリシーベルトだった。
撤去作業での作業員の被曝線量は3・17ミリシーベルト。
東電は10日からがれきの撤去作業を行っている。
がれきの平均的な線量は毎時100~200ミリシーベルトで、
これまでにコンテナ43個分を撤去したという。
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