東京電力福島第一原子力発電所から
大気中に放出された放射性物質の量が、
放出量が落ち着いた今月上旬の時点でも
1日あたり154テラ・ベクレルに達していたことを明らかにした。
(1テラは1兆)
福島第一原発から大気に放出された放射性物質の量は、
4月5日の時点で、ヨウ素131が毎時0・69テラ・ベクレル、
セシウム137が同0・143テラ・ベクレル。
この数字に基づき、同委員会は今月12日、
大気への推計放出量を「毎時約1テラ・ベクレル」と発表していた。
しかし、国際的な事故評価尺度(INES)に使われるセシウムなどを
すべてヨウ素に換算した数字に直したところ、
1日の放出量は154テラ・ベクレルとなった。
3か月、この状態が続いた場合の放出量は、
INESの「レベル6」の事故に相当する。
■□■□■□■□■□
■□■□■□■□■□