今でも大切な家族
この時期になると思い出す。
実家で初めて飼い始めたワンコ。茶太郎の事。
当時鍵っ子でまだ子供やった私。
当然犬の扱い方なんて分かる訳もなく、ちっちゃくてフワッフワの茶太郎を『触りすぎたらアカンよ!』とよく母に言われてました。。
そんな赤ちゃんやったチャタと一緒に歳を重ねて、10数年。
やんちゃで散歩中に脱走したり…寒いと人間より早くストーブ前陣取ったり…おいでおいで(ちょっとした芸)したり、ほんま話し出すとキリがないくらいたくさんの思い出があります。
ほんまにどれも、楽しかった事ばかり。
ずっとずっと、まだまだ一緒にいれるって思ってたのに…
前の日から体調悪くて吐いたりしてたけど、よく吐く子やったから、まさか!って感じで…
チャタが虹の橋に行ってしまった時は、ただ呆然としたのを覚えてます。
ほんまにほんまにやりきれなくて…
母が私を呼んで、私が家の階段をかけ上がってる時に息を引き取ったチャタ…
触れるとまだ全然あったかいチャタを抱っこしてると、全然実感がわかなくて…
1人『早く病院に行かな!!』って『まだあったかいねんで!』って繰り返し言ってました。
でも抱っこしてる自分の腕の中で、息を引き取った様子を見ていた母には、もう無理やと言う事がわかってたんよね。
母が泣きながら言った『あつみ、もうアカンねん』って言葉と目の前の現状を受け入れられなくて…部屋で号泣しました。
拭いても拭いても涙が止まらんくて…ほんまに悲しくて辛くて…
今まで生きてきた中で一番泣いた1日。
そして、自分の中で一番の後悔がうまれたのもこの日。
もっともっと優しくしてあげれば良かった…
何で気遣ってあげれなかったんやろ…
ありがとうも言えてへんし、さよならも言えてへん…
もう後悔の塊でした。
あの時、家には私と母しかいなくて、妹と父が対面したのはちょっと後やったけど、せめてもの救いは、大好きな母の手の中で最期を迎えられた事やと思います。
あの日、生まれて初めて体験した家族との死。
一生一生忘れられません。
そして大切な事をたくさんたくさん教えて貰った。
楽しい事も。
思えば、チャタが来てから、私のワンコ生活が始まったんですよね…!
今は実家に3匹。
自分のマンションに一匹。
皆どの子もかけがえのない、大切な家族です!
ワンコは間よりも早く歳をとります。
ずっとずっと一緒にいれる訳じゃないから…
たくさん愛情を注いで、一つでも多くの思い出を作りたいと思います!
ワンコは、飼われた人で人生が決まっちゃう。
それって、とても責任が重い事です。
だから、たくさん話しかけて色んな場所に行って…
あぁ、この人がママで良かった!って思ってもらえるように…
ワンコと大切な人達と愛ある日々を過ごしたいです。
今は、お盆の時期。
チャタも帰ってきてるかな…!?
皆さんも、ペットに限らず…大好きな人達にはちゃんと思いを告げて、一緒にいる時間を大切に過ごして下さいね(>_<)
時間は戻らへんから。。
今っていう瞬間は、1度だけ。
今ある事が、当たり前なんて思わないで、生きていけたら素敵ですよね☆
PS
今日、くもりなのが残念(+。+)