今年の行政書士本試験まで半年ほどになったのでしょうか?

受験生時代は5月のなると何となく、気が焦り始めたものでした。

 

私は大体ですが1年を通して勉強スケジュールが出来上がっていました。

本試験終了後の流れを大雑把に書くなら、試験終了後、落ちたことを確認してから勉強を開始して年明けまで憲法と商法会社法をやり、年明けから民法を2周、それを大体5月ぐらいまでに終わらせ8月ぐらいまで行政法。9月から本試験までは苦手な部分を集中的に記述対策と共にやっていざ本番という感じでした。

 もちろんですが、「今の時期は行政法だから・・」と他の科目をやっていない訳ではなく、問題集は日課のようにすべての科目回しているという感じでやっていました。

 

でも正直、・・・・5月までは、やはりなんとなくスローペースでした。(笑)

 

私の家の裏には柳瀬川が流れていて、1年の様子を勉強部屋から眺めることができます。

冬は、木に葉もなく魚もいない川底が見えました。北側に川があるので冬の太陽は低く自宅の陰で何とも寂しく寒々しい景色です。

それが、4月になり5月になると、いままでどこにいたのか大きな鯉が姿を見せます。鯉が川の流れに逆らってジャバジャバと音を立てて泳ぎ始めるとカメも姿を現します。春が来たんだなと・・・するとなんとなく今年も本腰を入れねば!と思ったものでした。

 

私は、思うのですが、勉強にしてもなんにしても、きちんとやることを続けていれば伸びるものだと思います。

しかも、伸びるときはいきなり伸びます。

徐々に徐々にというより、昨日できなかったものがいきなり急にできるようになったりするものだと思っています。

(私がそうでした。)

もちろん徐々に徐々にも伸びますが、今できなくても、同じところを何度やっても間違えるとかでも、あきらめずに続けていると

急に「あ、なんだこんなことか・・」と開眼するチャンスがあるものです。

 

あきらめたらそのチャンスは訪れません。

 

受験生の皆さん、あきらめないで続けてみてください。

本試験まではまだ時間があります。ですが開眼するチャンスはいつ訪れるかわかりません。

できれば早く訪れてほしいものです。

 

私は、3回目の受験に落ちた後、ちょうど今ぐらいの時期にその時が来ました。(もっと早く来いよと思いましたが・・)

市販の模試をやってみると、いきなり急に合格点が連発し始めたのです。

それまではなんとなくポツポツと合格点に達するようなレベルでした。が、いきなり安定して合格点が出るようになったのです。

そんな時が訪れるなんて思っていませんでしたから自分がおかしくなったのかと思いましたね。

あ、でもやはり一般知識で落ちることはありましたが・・・。

 

 

そんなものですから、あと半年、頑張りましょう。