夕べは無人探査機が月に降り立つ様子を見たくてYouTubeに釘付けになってしまいました。

 

うちは奥さんもそんなイベント事が大好きで、私と奥さんと息子ちゃんと3人、スマホをTVモニターに接続し、おやつとお酒で準備万端、その時を待っていました。

 

・・・実は私は、無人探査機に取り付けられているであろうカメラでリアルタイムの月の表面の様子を見られるのかと思ってわくわくしていたのですが・・・さすがにそうではなくがっかり。。

それでも、まるでテレビゲームのような画面を眺めつつ、夫婦で「今ここまで来た」「あ~もうすぐ降りる~~」なんて騒ぎを若干ひき気味な息子ちゃんに眺められつつ楽しみました。

 

 

 話は遡り、その日の夕方、息子ちゃんが「久しぶりに天体観測したい」というので私もその気になり赤道儀と鏡筒を引っ張り出してきたのですが、あいにく曇り空で残念でした・・。

6時くらいに学童に息子ちゃんを迎えに行った時の空には月と木星が並んで光っていたのに・・。

 

息子ちゃんも気分が盛り上がっていたのか、そんなことを言い出して少しうれしくなりました。

 

 

・・そう・・息子には星空のイベントがあるたびにその様子を見せてきました。

 

幼稚園の頃には木星と土星が天体望遠鏡のほんの狭い視野の中に一緒にいる様子を見せました。

去年だったか、月食と天王星食が重なった時も、食の終わりに月から天王星が現れる様子を見せました。

 

星空は、人の時間感覚なんてお構いなしに自然の壮大な時間とメカニズムの歯車を、たまたま今、偶然生きている私たちに見せてくれます。

 

人は生きても80年~100年といったところでしょうか?

でも旅してくる彗星は何万年という時間をかけて地球に近づき太陽を巡り、また旅に出ていきます。

 

ハレー彗星を私は中学生の頃に見ました。今度は私が90歳ぐらいの頃にまた帰ってきますが、人によっては一度もその時を体験することはありませんし、私もまたみられるかどうか怪しいですね。

 

人は生まれて来て、目を開いてから死ぬまでしか、この世を見られません。でも宇宙はそんなことお構いなしにこの世にある。

私が死んだ後も、そんなことはお構いなしに「くるくると」星はめぐり変化していくのですね・・。

 

・・もしかしたら逆に宇宙感覚からしたら、人という生き物のほうが不思議な存在なのかもしれません。

 

「100年しか時間無いの!短!!」て。

 

 

ときどき、息子や、その友達・・そう、子供たちがまるでタイムマシンのように感じることがあります。

私がもう見ることができない未来を見に行くことができるのだから。

 

私が生きている間に、どこまで科学技術は進化するでしょうね?

 

宇宙エレベーターはまだかな?

 

 

 

 

それにしても、今日は、寝不足で眠いです。