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たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

◇オークワ日置店に到着したのは15時前でした。この日は夕方には雨が上がる予報でしたが、少しばかり前倒しで早めに止んでくれないかなぁ。。。ってな淡い期待は叶わなくて、予報通りの本降り雨でございますな(´_ゝ`)

 

今回は南紀から中紀へ三日間の予定で釣行するレジェンド井口さんに合流させてもらって、有名なフライパン焼きそばをご馳走になろうっちゅう計画です。いや、ちゃんと釣りもするですよw

 

GW後半は旅行の予定もあるし、何かと立て込んでいるので釣りは明日の午前中までです。それがこんな雨の日にあたるなんてね。。。最近多いんですよ、雨やら風やらもやもや

 

◇オークワで食料や飲み物を買い込んで井口さんとの合流ポイントへ向かいます。今夜予定している浜はなかなかイイ雰囲気を醸し出しておりますね。お天気晴れならヒャッハービックリマーク音譜ってな調子でさっそく釣りの準備を始めるところですが、強い雨にどうにもクルマから降りる元気がでません。

若い頃はそれこそズブ濡れになっても平気で釣っていたものですが、今じゃ靴下濡れたら気持ち悪い。。なんてひ弱なことをSNSで発信するまでに退化してしまいました。それにしてもSNSを使うならもう少しマシなことを発信しろよってね。

 

◇雨脚は弱まる気配もないのでクルマ横付けで釣れる近くの川尻でやってみることにしましたよ。それこそ〇十年前なら南紀の大ギスといえば必ず紹介されていたイニシエのポイントです。一見する限り雨の濁りも入っていないようですから何かの間違いで大きなキスが釣れるかもしれません。

 

-さぁ釣りましょう-

 

撥水機能がほぼゼロ化したワークマンのレインウェアを着込み、アオイソメをエイッ!!っと流心めがけて投げ込みます。軽く糸フケをとって二本目の竿を準備してると、一本目の竿に早くもアタリが出ました。”もしやwwww”と軽~く合わせを入れたところ、大ギスとは似ても似つかない雑な引きが手元に伝わってきますガーン。水面に現れたのは30センチ程のヘダイでしたが、キス用の細仕掛けなのでなかなかスリリングでしたねルンルン

 

再度仕掛けを投入して二本目を準備していると、また一本目のドラグがジーッと鳴りました。絵に描いたようなドラグフリーのアタリにやや面喰いながら合わせると、これまたヘダイの手応えです。

 

今度のヤツはちょうど40センチというところ、小針の細仕掛けは楽しいです。ただこれ以上魚が大きいと僕の技術ではバラしてしまいますね、きっとあせる

 

二本目の竿を用意する間もなく二投でヘダイ二匹です。なんと効率の良い釣りでしょうか。いや、クルマでのんびりアタリを待つ気満々だったのにもうびしょ濡れです。今さらクルマに戻ってもシートを濡らすだけだよこりゃ(@_@)

 

しかし調子よく釣れたのはここまででした。潮止まりになると、いったいアンタたち今までどこで何やってたんだ?と突っ込みたくなるくらいにフグの猛攻が始まりました。もう何をやってもフグだらけ。ちょうどこの頃井口さんから”着いたぞー”の連絡があり、第一ラウンドは小一時間で終了しました。

 

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◇レジェンドにお目にかかるのは今年の新年会以来。なんでも膝を痛めてしまったらしく、プールでリハビリの毎日だそうです。にもかかわらず、これから三日間すべてジャリ浜で釣るんだと

(・ω・)汗。。。大丈夫かしらと心配しちゃいますよ。

 

<今夜は3本>

 

完全に雨が上がるまでクルマで待機するというレジェンドを残し、ひと足先に浜へ出ました。まだ靴下がそんなに濡れてないので元気です。

 

一本目の仕掛けを投入するやいなや、スピンの竿先がコックリとおじぎしました。最近すっかりご無沙汰になったオジサンのようなアタリにワクワクしながらリールのハンドルを回します。でも波打ち際に現れたのはウツボ君でした。。。まるでアナゴ君みたいにゆうとりますが内心ガッカリです、チキショウめもやもや

 

続いて小さなアタリでミニカサゴ。。。最初にここで釣り始めた頃に比べると確実にカサゴの型が小さくなっています。ポイントが狭いので釣り荒れてしまったのでしょうか。何にしても残念なことです。

 

すっかり雨があがった後に左側へ入られたレジェンドも”サッパリ”だそうで、四月下旬の南紀とは思えないような寒さだけが身体に堪えます。

 

「北風が骨に沁みるぜ。。。byホネゲルゲ」

 

◇深夜に訪れる干底からの満ち返しに期待するもこれもダメ。このまま続けても帰りの運転が辛いだけ、とサッパリ諦めて明け方まで休憩することにします。なぜならビックリマーク

これが待ってるからでありますチョキ

井口さん特製のフライパン料理ルンルン特に今夜はコンロの火をストーブ代わりに暖を取らせていただいて、もうありがたさ200%ですよ。

さっそくですがまずは鶏のせせりと厚揚げ。こいつをポン酢でいただきました。あ”ー笑い泣きうまいよー音譜

 

お次はもう”名物”といっていいでしょう、特製フライパン焼きそばです。もう最高ですね。旨スギ晋作です。朝はこのフライパンで食パンも焼くそうですよパン

 

ご馳走になったところで自分のクルマに戻って仮眠を摂ることにします。シートを倒したとたんにバタンキュー(死語)でしたね(´_ゝ`)

 

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<翌朝>

 

◇さて、まだ夜が明けきらない時間にふたたび浜に戻りました。昨夜の惨状からやや西側へ釣り座を移動することも考えましたが、盛期には明るくなってからでも竿が吹っ飛んだりするポイントです。気を取り直してとことんここで粘る腹を括りました。動かざるごと山の如しでありますねw

 

第一投でさっそくのアタリは昨日の夕方と同じパターンですが今朝の正体はこれ上矢印この中途半端なサイズがまた腹立つなぁドクロ

 

結局陽が昇るまでのあいだ、僕の釣り座はロクなもんが釣れませんでした。遠目に井口さんの様子を伺いますが、こちらも動きがありませんwww

 

◇最近あまりに魚が釣れないので小針の細仕掛けを多用するようになっとります。この日も陽が昇ったところで仕掛けを変更したところ、ガッ、ガッ、とエサを吸い込むようなアタリが出ました。竿を手持ちにしてタイミングを図り、エイッビックリマークっと合わせると上手く魚が乗りました。

 

<カワハギ27センチ>

 

ほとんどカワハギ釣りはやらない僕ですが、大型になってくると横に走ったりして楽しいですよね。もちろん食味は超A級です。これから本格的にやってみようかなぁ

 

磯場で釣ってるので仕方がないんですが、イソベラの数も相当なもんです。これまで僕はイソベラが掛かりだすと、それを終わりのサインとして納竿していました。

今回は(僕的には)辛抱強く打ち返していたところ、ポロポロとカワハギが釣れてきます。こういう釣りの楽しみ方もいいもんですね、今さらですが笑

 

<カワハギ27センチ>

 

ただしものには限度があるっちゅうことで、毎投イソベラ、フグ、ミニカサゴでは幼魚虐待のそしりを受けかねませんあせる9時を廻ったあたりで今回の釣りはおしまいにしました。

 

 

◇レジェンドはこれから睡眠をとって二日目に突入するそうです。膝の方は快調だそうで、これは何よりなんですが、だいたい釣りに熱中しているときは何ともなくて、帰って一晩寝たら途端に調子が悪くなるってのを僕も何度か経験しているのでどうか大事になさっていただいて、そしてまたご一緒させてくださいねグッ

 

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◇ディオンヌ・ワーウィックという歌手を若い頃の僕はあんまりしらなくて、やたら鼻の穴の大きい出っ歯のオバチャンという印象しかなかったんですが、最近は若い頃の曲をよく聞いています。

 大学でアカデミックな勉強をするなか、バート・バカラックにスカウトされた彼女、この時代の黒人女性歌手に多いゴスペル出身のR&Bシンガーとはかなり趣を異にしております。いわゆるソウルフルなところが希薄で、もちろん歌はめちゃめちゃ上手いんだけどあんまり特徴がないっちゅう、ちょっと器用貧乏っぽい歌手ですね。

60年代の彼女はバカラックの曲を歌ってヒット曲を連発していましたが、なかでもこのWalk On By やWhat the World Needs Now(is Love)は大好きです。後年に比べてちょっとザラっとした粗削りなところもあってほんとカッコいいなぁ。