2022年1月23日:ガマラーになる | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

正月三日の初釣りはものの見事に丸ボーズを食らったわけですが、そのわずか5日後、今度は聖地能登半島(片道430㎞)へ乗り込み、アオイソメをまき散らしただけで帰ってきました。

 

 

早朝、それこそ天孫が降臨してきそうな荘厳な空模様のなかでカレイ爆釣を確信したわけです。ところがこのクソ寒いなかでエサが5分と持たないという、まるで夏場の七里で釣っているかのような猛烈なエサ取りと対峙する羽目になってしもうたんでんがな。

 

 

エサ取りの正体はフグで、フグの居ないところを探して投げるとバイ貝の餌食となる、を丸一日繰り返していましたね。

 

ただ同行のカレイ課長さんはよく肥えた良型マコガレイをキッチリ釣ってらして、これはもう言い訳のしようがありません。家に帰ると珍しく家の人が「魚は?」と訊くので「そんなものはない」と返事をしたんですが、さすがに呆れてましたよ。

 

現地では課長さんのお友達で、名古屋からやってきた投げ釣り馬鹿野郎のHさんと知り合いになることが出来ました。Hさんが春にカレイを釣らせてあげると言ってくれたので楽しみに待っています。もう自力で魚が釣れる気がまったくしません(´・ω・)。

 

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話は変わりますが、最近バトルサーフ欲しい欲しい病が発症してしまい、物欲に抗しきれず買ってしまいました。

 

僕は元々この「バトルサーフ」というネーミングセンスがあまり好きじゃなくて、「避けていた」というのが正直なところだったんです。

昔、三菱の軽自動車「ミニカ」に「ダンガン(弾丸)」というオラついたグレードがありましたが、あれに通ずるものがありますね。

 

竿の名前なんかドーデもいいじゃん、とおっしゃる向きもあるでしょうが、僕の場合釣りが下手な分、やたらと竿のネーミングやらカラーリングを気にするんですよ(^_^;)。

 

こうして手に入れることは永遠に来ないと思っていたこの「がま投」ですが、これがやたらと気になり始めたのはクサガッチョ師匠がバトルサーフを手に入れたあたりからなんです。

 

師匠は僕以上に竿への評価が辛口(クソミソ)なんですが、これがバトルサーフに関してはべた褒めなんですよ。

 

しかも僕の投げ方には赤サーフよりもこっちの方が適している、なんて言うもんだからもうダメですね。あとさき考えずにとうとう買ってしまいました。お金も用意しなければなりません。どうしよう。。。

 

 

買ってしまったことを報告したところ、師匠から「おめでとうございます!これでバトラーの仲間入りですね!」というメッセージをいただきました。そうか、オレもとうとうバトラーか。。。バトラー??

 

バトラーという単語には聞き覚えがあります。試しに検索してみると、英国のお金持ちに仕える使用人の親玉、上位の者をバトラーと呼ぶんだそうです。いわゆる「執事」ってやつですね。

 

ちなみに画像で検索してみると、

 

こんな感じです(´_ゝ`)。。。。やっぱりバトラーを名乗るのはやめにしましょう。いいトシしてみっともないです。いや、この際年齢は関係なくて、全世代に渡りカッコ悪いと思います。

 

バトラーがダメだとすると、やはりこれは「ガマラー」もしくは「ガマリスト」と称すべきでしょう。ガマラーという言い方も確か聞いたことがあるので検索してみると、このような記事がヒットしました。

 

全身、上から下までがまかつ製品でウェアを揃えている釣り人をガマラーと呼ぶんだそうです。でも、ただでさえ高価ながまかつ製品、ガマラーになるには一体幾らかかるのか?という記事ですね。これ、面白いですよ。

 

もう一つ気になったのがこちらのwebサイトです。

 

こちらは釣りとはまったく関係なくて、お財布のがま口を手作りして販売されているお店のようですね。ここではがま口の手作りにハマってしまった人の事を「ガマラー」と称しているわけですが、ガマラーが更に「進行」すると「ガマリスト」になる、と主張されております。

 

この記事で「ガマラー」よりも「ガマリスト」の方が上位にあるのだということを知りました。つまりバトルサーフを買ったからと言っていきなり「ガマリスト」を名乗ることはできない、ということです。

 

とは言え、100個はかなりハードルが高いと思いますので、どうでしょうか?がまかつの針を購入した場合も竿同様「1」カウントしていただく、というのは?

 

年齢的にも「ガマイスター」は無理かもしれませんが、「ガマリスト」なら夢ではありません。

 

ともあれつべこべ言わずに釣りに行けよ、って話なんですが、高価な竿を購入すると、その分釣りに行く費用が捻出できないという、やるせない状況に陥ってしまうわけでございます。