2019年4月30日:釣れますCar? | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

 

子供の頃、当時は八尾に住んでいたので、最寄りの関西線志紀駅から電車に乗って、幾度となく泉南や須磨方面へ釣りに出かけました。

 

でも現在では余程恵まれた環境に住んでいない限り、クルマがないと投げ釣りは成立しないと思います。投げ釣りの道具を担いだまま、今のJR大阪駅で乗り換えなんて、悪夢ですよ(-_-;)。

 

さて、投げ釣りに夢中になり始める以前、僕の趣味はクルマでした。

 

いったい何を考えていたのか、「ちょっと古い」アルファロメオに入れ込んでしまい、今じゃ軽自動車すら買えないような値段で手に入れて、通勤に買い物、そして釣りにもコイツで行ってました。他にクルマがないんだから仕方がないんですけどね( ̄▽ ̄)

 

<僕が乗ってたのと同型のアルファ75TS>

 

間違いなく、世界で最も釣りに向かない4ドアセダンのひとつです。

 

例えば、紀ノ川河口の夜釣りの帰り、1速に入らなくなったことがあります。当時は(も)高速代をケチって、26号線を北上していたのですが、途中で4速にも入らなくなりました。松原あたりで3速も失い、自宅まで2速と5速だけで帰りました。どういうわけだか、ギアボックスがイカレたのです。レースカーじゃあるまいし、ギアボックスが壊れる市販車が実際に存在するのでございます。

修理工場のメカニックには、「(あんた)クラッチワークの練習したら?」と小言をいわれました。僕の運転が悪いのだ、という整理です(@_@。

 

また鳥羽の安楽島漁港へアイナメ狙いで行った帰りにはブレーキが抜けてしまい、奈良の自宅までエンジンブレーキとパーキングブレーキだけで帰ったことがあります。先のメカニックのアドバイスに従い、クラッチワークをずいぶん練習したおかげで、無事に家までたどり着くことができました。

故障の原因は、寒さでブレーキホースが硬化したところへ急に圧がかかってホースが裂けたこと、だということでした。寒さでブレーキホースが裂ける市販車が実際に存在すのでございます。この時も「ちゃんとした」暖気運転を怠った僕が悪い、という整理となりました(´-ω-`)

 

極めつけは紀東からの帰りです。

大泊から尾鷲に向かう42号線は、峠のトンネルまでつづら折りの上りカーブが続きますが、どうもその頃から「ヘンだな」という感触はありました。フロントがズルっと外へ滑るのです。それでも意に介さず家路を急いでいたところ、国道169号線のとあるカーブで、ついにコントロールを失い、ガードレールに突っ込んでしまったのです。

 

ご存知の方も多いと思いますが、その頃のR169はガードレールを突き破ったら崖下に真っ逆さま、という場所が多くて、一瞬の事ではあったけど、「オレ死んだ」と思ったのは後にも先にもあのときだけです。

 

幸いなことにクルマはガードレールで止まり、命は助かりました。

で、その原因は、あろうことか右フロントサスペンションのスプリング破断でした。

 

スプリングが「折れる」「破断」する、というと何んか変な感じですが、このボログルマ、フロントサスのスプリングには一般的なコイルスプリングではなく、トーションバー、いわゆる「ねじり棒」を採用しており、そいつが折れちゃったんですね。

 

「折れちゃった」じゃねーよ、ホントにもう(ーー゛)

 

すっかり懲りてしまった僕は、以来国産車にしか乗っていません。といいますか、僕がロクな整備もやらないまま宇和島だの呉だのへ釣りに行けるのも、国内自動車メーカーの高い生産技術と品質管理のおかげだと、本気で信じております。

 

 

今の相棒はこれです。プロターゲットの26Lを担いでディーラーへ行き、トランクスペースにスッポリ収まったので即決しました。

 

コイツには本当に世話になってます。今年で7年目ですが、すでに12万キロを超えました。

 

 

車中泊用のベッドも作製。こいつをセットすると、完全に一人乗りとなります。

 

「プレミアムな軽」というのは少々言い過ぎですが、色々手を入れたことで、遠出も随分楽になりました。贅沢言えば、もうちょっと乗り心地がよければ言うことないんですが(^_^;)

 

 

僕ももう若くはないので、運転ミスを助けてくれる装置も欲しいですね。でもそれはもう少し先になりそうです。

 

それまでは「お守り」で何とかがんばりますよ(^^)v