夏休み突入
いよいよ、八重山も夏休みに突入しています。
小浜島では、全国宇宙大豆プロジェクトの一環として、
島の在来大豆「小浜大豆(方言名・クモーマミ)」を宇宙に打ち上げるのを前に、
22日午後、八重山農林高校と小浜小中学校で小浜種出発式・予備実験が行われた。
今年11月に国際宇宙ステーションに向けてスペースシャトルで打ち上げるもので、
両校では大豆の帰還後、宇宙空間で3カ月経過した大豆の生育状況を調査・研究する。
同プロジェクトでは全国各地の在来種子20種類を打ち上げる予定で、
その中に含まれる小浜大豆は来年2月まで国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で保管されたあと、
来年2月26日に地球に戻ってくる。
「宇宙に持って行った小浜大豆がどう育つのか誰も分かりません。
世界で初めて小浜大豆がどう育つのかとても興味がわきますね。
そして、石垣島では、カンカン照りが続いていたんですが、久々に雨が降りました。
どうやら、石垣市四カ字豊年祭の初日、各字の御嶽で繰り広げられた神事が効いたらしい
6月19日の梅雨明け以来、雨らしい雨がなかっただけに、
神司らもひたすら「慈雨」を祈ったという。
ムラプールの22日も雨雲が広がり、各地で散発的に雨が降った。
気象台によると、この2日間で石垣市川平の30ミリを最高に、
登野城15.5ミリ、波照間で13.5ミリと、所によってはまとまった雨となっています。
八重山郡民にとっては、恵みの雨です。
そんな、世果報の雨で始まった、四カ字の豊年祭は、
五穀豊穣に感謝し、来夏世(クナツユー)の豊作を祈り22日午後、
新川の真乙姥御嶽でムラプールが行われ、
各字・団体の色鮮やかな旗頭や太鼓、巻き踊りが次々と奉納のあと、
女性たちだけによるアヒャーマ綱や勇壮なツナヌミン、
大綱引きなど一大絵巻が繰り広げられた。
干ばつが懸念される中、夕方にも世果報雨が降り、神司や字会関係者を喜ばせた。
これから、島内を始め、各離島でも豊年祭がおこなわれ、八重山地方は
お祭り一色・・!!
一番活気のある季節を迎えています。
「世果報(ゆがふ)」とは
この世の全て、全世界が実りあふれて幸せに暮らしていける世の中
「来夏世(クナツユー)」とは
実りの1年が新しく始まる