波照間島のモチキビ
連日30度を超す暑さが続いていますが、石垣市伊原間で5日、
今年最高の35.2度の猛暑日を記録しました。
6日も石垣島地方は最高気温34度、与那国島地方も33度を予想しており、
熱中症予防など対策などが必要な八重山地方ですですが、
波照間島からは、名産品のモチキビの話題です。
八重山(やいま)グリーン・ツーリズム研究会一行が6月28日、
波照間島を訪れ、モチキビ生産農家らと交流した。
一行はモチキビを使った料理作りを生産農家と行い、モチキビ入りのごはん、
粉を使ったポタージュやヒラヤーチー、月桃の葉に包んで蒸したもちなどを作った。
他にも島の行事食であるアダンのマンズと長命草のマンズも提供され、
珍しさとおいしさに感嘆の声が上がった。
交流は、波照間島でモチキビを生産している農事組合法人うれしい農の仲底代表が、
同研究会に加入したことから実現。
波照間保健センターに到着した一行9人を仲底さんをはじめ島の婦人たちが出迎えた。
モチキビを使った料理を試食しながらの交流では
「レシピをもらっただけではわからないことが多い。体験してみてあらためて感動した」
「モチキビざんまいのごちそうは石垣ではなかなか体験できない。
これを生かして島の活性化を図ってほしい」など、
研究会の会員からさまざまな感想が寄せられた。
生産農家からは「これからもどんどんモチキビを作っていくのでぜひたくさん食べてほしい」
「モチキビ粉など新しい製品も増えているのでぜひ、
新たな活用法を広めてください」と要望がでるなど、楽しい交流会となった。