■みっともない人間 | 石田久二公式ブログ

石田久二公式ブログ

旧サイトです

こんにちは、行動強化コンサルタントの石田久二です。大阪出張時は更新をさぼってしまいました。言い訳しません。単なる怠惰ですので、今日からまた新たにアメブロの方も更新したいと思います。


ところで、2007年にセミナーをスタートさせたのですが、私のセミナーは基本的に自主開催が主でした。ところがここ最近、呼んで頂く機会もちょっとずつ増えてきました。セミナーで一番大変なのはやっぱり集客です。専門分野に対する知識や経験がどんなにあろうとも、集客に苦労して続けられない方が非常に多いです。


それだけに、セミナーの企画と集客をして頂くことがどれほど有り難いか、最近、本当に感謝の気持ちがあふれ出てきます。とは言うものの、何もかも主催者任せでは必ずしも良いセミナーにならないようです。講演者も一緒になって集客する。作り上げる。その一体感が大切だと思うので、呼んで頂くことがあっても、可能な限り私も集客協力させて頂きたいと思っています。


話を戻しますが、この世の専門家と呼ばれる人のほとんどは、一日程度のセミナーをするネタは十分に持っています。それができなければ専門家ではありません。ですので、やはり集客がネックになるのでしょうが、そのためには最終的に「必死」になることが重要だと思っています。


そして私自身もしばしば「必死」になることがあります。そんなある日、「みっともない」と言われたことが過去に数回ありました。直接言わずとも、「メルマガが鬱陶しい」とか「焦りが伝わってくる」とか「痛々しい」とか、知人とかどうかに関わらず言われたことがあります。


これなんだと思います。集客できない理由は。ようは、できることを手当たり次第にやればいいのですが、人から「みっともない」と言われることへの恐怖。私のように実際に言われたならまだしも、一度も言われてないうちから、そのことを心配する。特に「先生」と呼ばれる人たちは、それなりにプライドも高いです。ですが、そのプライドこそが足かせに、つまり「メンタルブロック」となっているのです。


常に呼ばれている、またはちょっと告知しただけで即日満員になるほどの実力があればまだしも、そこまでにない専門家の方は、どこかでみっともない思いをしながら頑張ってみることも必要。言われることを怖れるのではなく、実際に言われてみる経験も重要。


むしろ言われた方がいい。人に「みっともない」なんて言う人は、その経験がないから気持ちがわからないのです。私は当然のこと、気持ちがわかりますので、みっともない人を逆に応援したくなります。だけど、みっともないことから逃げて、上から見下ろしてるような人の応援はしたくありません。


「みっともない」と言われることへのメンタルブロックがあるのであれば、実際に言われてみるといい。全然大したことないことがわかるから。言う人の方がみっともない、と言うかカッコ悪い。しかし、みっともないと言う人が出てくるということは、逆に応援したくなる人もでてくるものです。


とにかく、やると決めたのであれば、最後までやる。どんどん積極的にみっともない思いすればいい。そうやって人は脱皮していくものですから。私もまだまだみっともない人間でありたいと思っています。