願望実現のウソ | 石田久二公式ブログ

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NLPであれその他多くの願望実現セミナーであれ、よくなされるワークに「願望が実現した状態をイメージする」なるものがあります。


これはこれで方法論としては間違っていません。ただし、イメージングやアファーメーションなどによってワクワクするかと言うとそれはウソ。願望が実現したイメージに近い写真などをコラージュ風にして、コルクボードに貼っておけば実現すると言う人もいますが、これもウソ。厳密にはウソではないけど、それが効く人は極めて限定的。


実は「願望」が「実現」した状態をイメージすること自体が多くの人にとってストレスになるんです。


なぜなら「願望実現」の状態と現在の状態との間には「差」があるから。「潜在意識」ってのは「変化」を何より嫌います。「意識」はそれを望んでいても「潜在意識」はそうではありません。潜在意識は正直です。


イメージングやコルクボードで願望実現できる人は、その人が成功者だから。成功者は願望と現状との間に差があっても、それを埋めること自体をすでに受け入れているから。だから願望をイメージしてもストレスが少ない。


しかし多くの人は、願望が実現することなど受け入れていないのです。願望をイメージすること自体がストレスなんです。まずはそのストレスに気づくべき。


そしてそのストレス自体をケアする視点が、いわゆる一般人の願望実はにとって重要なのです。