寝台特急列車「あけぼの」が運航廃止となる、私は「あけぼの」には1度乗ったが奥羽本線の寝台列車には大変にお世話になった。月二回の秋田⇔上野を3年間程仕事で乗った、寝台乗車券が取れない時は羽越線経由の寝台列車にも乗った。
同じ急行寝台列車でも東北本線とはかなりの差が有った、単線と云う事も有り上野発青森到着
は奥羽線では3時間ほど多くの時間が掛かった。上野発19時発青森行きは、秋田着翌朝7時20分だが、東北本線の寝台列車「十和田」はその時間にはとうに青森駅に到着している。
そんな時同じ営業マンの一年先輩が岩手県を担当していた、私は秋田県担当に成ったばかりの
頃だった、東北本線に特急寝台列車「ゆうずる」と「はくつる」が走っていた。彼はその列車での出張だが私は2等寝台の上段である。ある時に「はくつる」には食堂車があり食事しながらビールを飲めるのだと、楽しそうだった、確かに食堂列車はある事は知っていたので、奥羽本線とは格が違うと思っていた、その食堂車は仙台迄で終わりとの事だが、それより先はバーのボックス席になるという話に成った、「女の娘もいてこれがまた楽しいんだなー」いう、私は乗る人が多ければ
その様な列車も有っては不思議ではない思った。その話には深く聞くことはなく終わった。
それから1ケ月程して本社で会議の後に営業マンの「飲み会」が有った時に北陸方面を担当している営業マンに「我らの夜行寝台列車は楽しくないよな」と話した、それは寝台特急の食堂車の話で、その後バーになる話だ。その営業マンもそれは知らないらしく、「おーい○○ちょっと」と呼んだ、その話を問うたら「なーんだお前本気にしてたのか」と言われ笑われてしまった。
その当時の寝台特急は現在の「あけぼの」のような個室は無かったがベットは2段で幅も広く奥羽本線の寝台列車と比べたら豪華で有ると聞いて居たから信じてしまった。