一昨日から、品川区議会第二回定例会が開催されました。
しかしながら、一昨日は予定していた日程を行うことが出来ませんでした。
これまでの経緯を含めご報告申し上げます。

昨年10月に自民党・こども未来から松澤議長に対して不信任動議が提出され賛成少数によって否決となりました。そして約半年が過ぎましたが、その間、議長による議会の正常化に向けた行動・取り組みが見られず、信頼回復を含む改善がなされない事により再度本年5月に議長不信任動議が提出され、今度は賛成多数により可決されました。
不信任の主な理由は、
・消防団長と議長の兼務をしない事と任期は一年のみとする事の約束を破る
・信頼関係の崩壊
・一方のみの意見を反映させた区議会を代表しての発言
・政務活動費の課題に対する解決の放棄
などです。

我が会派としては、これまで様々な場面で議長に対して、第1会派との関係改善、議長として課題解決に向けた行動など要望・確認をしてまいりました。しかし、我々の声に耳を傾けることなく、議会の正常化に向けた取り組みも見られませんでした。
不信任が可決されている中、またその改善が見られない中、現議長の下での議会運営は困難と判断しました。しかし定例会が開かれない場合、区民生活にも影響する議案の審査も出来ない為、なんとか議会の開催に向け取り組み、副議長進行による議会運営など提案をさせて頂きました。その取り組みにより、副議長進行の下、昨日午後から本会議を開き一般質問、議案の付託など予定していた日程を全て取り行いました。

この度は議会が混乱する中、区民の皆様並びに区長をはじめ区職員の皆様にはご心配をお掛けしました事お詫び申し上げます。
今後も議会の正常化、区民の生活・福祉の向上の為しっかりと議会活動に取り組んでまいります。引き続きご理解・ご支援賜りますよう宜しくお願い致します。