ウエディングフォトグラファーいっさんのブログ


今回の震災を伝える記事でとても考えさせられるのを見つけました。
津波なので流れてきた物や、壊れた家から回収してであろう思い出深いアルバム
を持ち主の元に戻してあげようと言う。

他の新聞では倒壊した家のそばで泥だらけになったアルバムをおばあちゃんが
見ている報道写真も載ってました。

これがもし、デジカメに入れっぱなしや、パソコンやハードディスクに入れたままだったら
流されて壊れて記憶も思い出も流れてしまったでしょう・・・。
特に初めての子供の成長記録や、お父さんやお母さんとの大切な思い出が一瞬にして
ダメになります。

デジタルって便利な反面、突然消えると言う怖さがあります。
でも、その怖さを忘れてしまいがちです。それは写真を扱う自分にも言える事です。
いつしかフィルムは使わなくなり、便利さや整理するのに便利なデジタルがメインと
なりました。バックアップは一般の人よりかは気を使ってるつもりですが、それでも
災害で流されて壊れたらバックアップも意味がないです。

その点、銀塩写真(インクジェットはダメ)は火事以外は泥水や家が壊れても残ります。
倒壊した家から自分のアルバムが見つかっただけで人は救われると思う。
そこに自分や家族が生きてきた証が写って残ってるから。

「デジタルなんてしょうもない、クソだな!」

この記事を読んだ時に出た言葉がこの言葉だった。

思い出を大事にしたいと考えるみなさんに写真屋からのお願いです。
今の時代、デジタルを辞めるわけにはいかないですが、責めて大切な子供の写真や
家族との思い出は写真にプリントしてください。インクジェットでは意味ないです。
ちゃんとしたお店で銀塩プリントしてください。

この世に産まれて生きた証を残してください。