四国・中国の旅(3日目前半) | 幸せを、クロスステッチ

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暮らしの中に埋もれてしまいそうな小さな幸せを見つけては、ちくちくステッチするみたいに綴ります。

旅の3日目の道後温泉では、朝も早よから5時半のお目覚め。

なぜなら、坊ちゃんの湯で有名な「道後温泉本館」の開場の太鼓が
6時に鳴るからなのです。


ホテルの浴衣と丹前を羽織って、貸し出しの手提げ籠に手ぬぐい入れて、
雪駄を履いて、本館前に。

(画像はお借りしました)



たくさんの人が、一番風呂に入ろうと入口の近くで待ち構えています。

私たちも、今か今かと待っていると、地元のおじさんが声をかけて来ました。

「そっちじゃなくてこっち来なさい。太鼓を叩くのが見えるのはこっちだよ。
太鼓叩くのを見てから、ゆっくり入ればいいから。」
と、親切に教えてくれたのです。


先に入口が空いて、待っていた人たちはゾロゾロと入っていきました。

それを横目に待っていると、
ほどなく、てっぺんの櫓に人が現われて、四方の窓を開けました。
そして、
「ど~~ん、ど~~ん、ど~~ん・・・」と6回、太鼓を叩きます。

太鼓の音を聞き終えてから、ゆっくりと建物に入って、
タイムスリップしたかのような浴場に。

お湯にゆっくり浸かったら、漱石の間を見学。

その後は、まだ開店前の商店街を散歩して、坊ちゃん電車(路面電車)の駅をみたり
足湯に浸かったりとぶらぶら。

朝日を浴びて微動だにしない、温泉猫さん。





ホテルに戻ってバイキングの朝ご飯。



左は、その場で焼いてくれるオムレツ。
ソースが、特製のみかんソース。

ほんのりと甘酸っぱくて、もうひとつお替わりしたいくらいでしたにひひ

中庭の、樹齢250年のオリーブの木にびっくり!
背は高くないですが、幹が一抱えもありそうなほど。





道後温泉では、さっさとお土産を見て、すぐの出立となりました。

というのも、道後のあとに、大切なミッションが控えているからなのです。



後半につづく・・・