年が明けて数日したころかな?
次男から、「彼女ができた」と報告がありました。
演劇を通じて4年前に知り合い、年末?ころ正式に交際することになったのだとか。
常々、娘には、
「夢を追いかける男を、自分が支えようなどとは、決して思うなかれ」
と口を酸っぱくして言い聞かせている母ではあるけれど、
舞台俳優になる夢に邁進している我が次男に彼女ができた・・・と聞くと、正直ホッとした。
なにはともあれ、目出度い
そして、先日。
「彼女を紹介したい」と、我が家で夕食をいっしょに食べることになったのです。
何かごちそうでも・・・と思っていたのですが、
「いつもの『おかず』がいい」と次男が言うので、
我が家の定番中の定番の、「ひき肉とジャガイモの挟み焼き」と「ホウレン草のナムル」と
「麦入り野菜スープ」と「セロリとイカの薫製のドレッシング和え」にしました。
当日は、なんだか朝から落ち着かず
昼過ぎからソワソワとキッチンに立ったり、その辺を片付け直してみたり・・・
そして、夜。
彼女を連れた次男が帰ってきました。
実は、彼女のことは、公演で何度か見たことがありました。
でも、実際に話すのは、もちろん初めて
簡単に挨拶をして、さっそくお食事。
何を話したら良い物やら、そんなつもりはないんだけど、ついつい「ご家族は?」などなどと取り調べのような感じに
きちんと受け答えしてくれて、そこは好印象です。
しかし・・・・
いんやぁ~~~~~
彼女さん、すっごい飲むし、すっごい食べる。
赤ワイン、ぐいぐい行って、1本の4分の3は飲んだんじゃない?
それも、ビールをチェイサーにしながら・・・
もりもりとご飯を食べて、次男と演劇談義に花を咲かせている様子を、
息子の母は、目が点になりながらただただ眺めていましたよ。
(たぶん、口が半開きになってたと思う)
夫も、いつにも増して口数少ないし・・・
手土産の美味しいケーキを頂いたあとは、次男と娘と彼女さんはアーニャをいじり始めて、
息子の父と母は、ぽつねんとテーブルに残されているのでありました。
そして夜も更けて、帰っていったのであります。
なんでしょうね。
しっかりしているし、明るいし、娘も「いい感じじゃない?」と気に入ったようだし、
息子にはもったいない女性だと思います。
でも、このモヤモヤはなんなん???
キットね、ウチに遊びに来るのが「今日で5~6回目~」というのなら、
今日のような感じで全然OK!! というより、 逆に、好もしい。
でも、初めてだったんだよ。
初めて彼氏の家に来た時ってこう、なんていうか、
もっと「身の置き所も無い」感が無くない????
でも、次男が言うには、彼女さんも緊張していたそうだし、
こんなもんなのかな。
とにかく
まだまだ舞台だけでは食べていけない次男と、お付き合いして下さっていること。
それを、ご実家のご両親や妹さんたちも応援してくださっていること。
これはもう本当に、申し訳ないやら有難いやら・・・なのです。
次男よ!
彼女さんの気持ちを裏切らないよう、心して精進することよ。
写真が何もないので、猫、載せときます。
アンニュイなアーニャと
アゴをなでられて「グーグー」大音量のおはぎ