ライブしてきました☆ | 石橋光のメジャー7th

石橋光のメジャー7th

幼少の頃よりギターを弾き始め、中学生の頃より作詞、作曲活動をスタート。
2007年春、大学卒業後、本格的な音楽活動を開始。
現在楽曲制作活動と共に、ライブ活動を積極的に行っています。

まずは日曜日の赤坂☆


この日は自分のCD『Uー23』の全8曲の内の7曲+新曲でやりました。

いまの自分を最大限まで出せる曲目といってもいい選曲です。


時間も普段より長い40分間だったので、一曲一曲噛み締めながらやれました。

最初から最後までフルパワーで、短距離走のようでした。


この日はなんといっても、お客さんから沢山頂いたアンケートが嬉しかった☆

ライブの最後にやった曲「一人じゃないよ」が、この日一番アンケートの中で感想を書いてもらえました。

その他にも「強い人」、「バスに揺られて」、「雨宿り」、「あるね」が印象に残った曲として触れてもらえていました。


「一人じゃないよ」は、一本の木の歌です。


木は、僕の生き方のモチーフです。


多岐に渡る枝、葉、そしてそれを支える幹、地面の中には枝、葉に負けじと多岐に渡る根。


俺は、昔から間違いのない人生を送りたいっていう思いが強く、慎重に慎重にすごしてきました。人生を一本道に例え、自分の生き方を固めよう、考えを固めよう、そんな性格でした。なので自分の進むべき道を逸れる、道を誤る、そういうことを恐れていました。貫く、それが美学でした。


でも、木を見るのが好きで、なんで好きなのかなって考えた時、さっき書いたようなことを思って、自分の考え方にヒビが入りました。


木も道も数え方は同じ一本だけど、違う。


木は、先端に向けどんどん多岐に渡っていて、そこには行き止まった枝、長く伸びた枝、枯れた葉をつけた枝、新芽をつけた枝、など、沢山の「今」が枝の先端にあって、それらが全て元を辿れば同じ幹にたどり着いてる。そしてその幹は、その今がさらに枝分かれしていくにつれ、太くなっていく。


自分の心の根っこは自分にも見えないけど、それが自分の今の経験と全て繋がっているんだ、一本道の自分は、幹の部分だけだったんだと、木の中に自分の一本道がすっぽり納まってしまいそうな、そんな衝撃をそのとき受けました。


そこから、少しずつ考え方の先端は道の先端ではなくなって「経験」へと変わり、見えないながらも考え方に根っこが出来た分、自分は倒れないんだという自信が芽生えました。


なので木の歌「一人じゃないよ」は、自分にとても特別な歌です。


あれ、気がついたらずいぶんつらつらと木を語ってました…。


ライブの感想はいずこやら、いずこやら~


一人じゃないよ、聴きに来てください☆


次は7月6日、日曜日、渋谷『屋根裏』でライブします!

昨日の感想はまた日をおいて。笑