交通事故の解明で威力を発揮するのが骨格モデルである。
骨折部位と衝突部位を突合させることで事故状況が見えてくるからだ。
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ところが、人間の骨の数は約200!
三次元モデルで姿勢を再現するのは結構面倒な作業だ。
研修生に対して必ず教えるのが、骨を用いて受傷モデルを再現させることである。
骨格再現するにあたって、人体の可動域など知らなければならない。
これらは、骨格再現作業の中で自ずと身につく。
骨格再現ができると 「骨職人」 との称号を与えている。
実習中の称号は、 「骨職人見習い」
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ちなみに、今年は研修生を3人いれたが2人逃げた。
逃げた人間が悪いのではなく、弊所の指導がかなりブラックなだけである。
「バカ」 「アフォ」 「氏ね!」 と、罵倒に次ぐ罵倒。
人格否定など挨拶代わりの感すらある。
無責任なことを言うようだが今の研修生は、よく残ったな・・・ と感心すること然りだ。
ただ、そろそろ 「骨職人」 と認めてあげてもイイかもしれない。
結構、イイ仕事をしてくれる。
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