十分潮周りから風向期まで調べていったのですが、久しぶりに大荒れの海でした。

堤防の上まで波が被り、奥へすぐには行けないと判断し、久し振りに、手前で採集し始め、海の様子をうかがい、潮が下がるのを待って奥に行きました。

 

いつもの刑部岬入り口ですが、この画像では良く判らないと思いますので、

だいぶ先に行ってからの海の様子ですが斯様に荒れていました。

 

 

ただ、何時もとは変わったことがありました。

撮影です! 

刑部岬手前海岸です。

テレビドラマ程の少人数のロケでなく、かなり大掛かりな機材を含め、スタッフの数もものすごく多く、映画のロケなのかと思っていますが、どんな映像が撮られたのでしょうかね?

 

 

さて、今回の結果ですが、手前から取り始めたので、小型の貝が多く採れました。

これはチヂワバイです。

 

 

エゾイグチ系?

 

これもまたチヂワバイ

 

 

頭(螺塔)がないですが、久し振りに大きなエゾボラモドキ

 

 

2個体目のセンスガイの仲間ですが、残念ながら、風化が進んでいて、採集できませんでした!

 

 

オニカモメ?

多分上部の香取層の化石だと思います。

 

オニカモメ?産状(上の画像とは別標本)

 

 

帰りに撮ったのですが今月いっぱいには完成するはずです!

千葉県では、このところ新しい道路がいろいろできているようですが、少しでも恩恵があればうれしいものです。

この場所では3~5分の時間短縮になるかなと思います。

 

総括すると、今回の巡検では、目新しいものはなく、また、乙姫様の様に、引き付けられるようなものも採れず、あえて言うならば、今日のブログには載っていませんが、フデヒタチオビの日とでも言ってよいのかもしれません。