今日は主人がくも膜下出血になってちょうど一年の日です。
わたしたち家族の運命はこの日に大きく変わってしまいました。

昼過ぎに主人は自室で嘔吐して倒れており、救急車を呼び病院に入りました。
頭のCTをとり医師からくも膜下出血と説明をうけました。グレードは3だった。
子供たちや親族に連絡し、翌日動脈瘤のクリッピング手術をうけました。
子供たちと待つ間、雪がずっと降っていてとても長く感じてた。
手術が終わり医師から説明を受け、主人と面会してまだもうろうとしてたけど、わたしたちがいるのをわかっていたので安心したのを覚えています。
その時は命を助けてもらって神様ありがとうと本当にその時は思いました。

手術した翌日から見当識障害や病識欠如、ベッドから降りようと体動がはげしくなり腰ベルトで抑制されました。
夜と昼が逆転し、夜眠らずさわさわ動き目が離せず付き添うのも大変でした。
昼間はぼーっとしてとろとろ眠ることが多かった。
その後2回、急変して大掛かりな処置を施してもらい、もうこれは元に戻ることはありえないと実感しました。
右前頭葉の出血も起こしてしまい、一時左手足の麻痺がでましたが、その後少しづつ改善し、急変してからしばらく経菅栄養ですっかり痩せてしまいました。
一ヶ月後位にやっと大部屋にでましたが、フォーレを抜くと尿失禁し紙おむつになり、高次脳機能障害がだんだんはっきりしてきていらつき始め、夜テレビをつけ隣の人とトラブルになった。
歩けるようになると病棟を徘徊し始め、
訳のわからない話をしたり、とにかく
落ち着きがなかった。
人の識別はできていたし、会話も普通にでき、歩いていたし一見この人どこが悪いの?って感じでした。

わたしたちの運命、すっかり変わってしまった
もう戻れない😣
主人をどう支え、どう生きていったらいいのか途方に暮れました。