くも膜下出血を起こした時、まず急性期の病院に入り検査、手術、治療をしました。先生はその部分、脳外科領域しかみてません。高次脳機能障害があきらかにありましたが、それは次のリハビリの病院でって感じで診てはいないと思いました。
歩けるようになって徘徊しだすとスタッフも忙しいからかちょっと迷惑そうな感じをうけました。

2ヶ月お世話になって、次のリハビリ病院に移りましたが、その頃も歩けていたので先生は外泊を重ねて早く退院ねって感じで、高次脳機能障害をどうにかしてほしかった私は不信感でいっぱいでした。
病棟では自分のおかれてる状況がわからず落ち着きなく徘徊し、自由がきかないため怒りだし、病院を無断離院して近くの駅まで行ってしまったり、本人に付き添うように言われました。
本人には兄弟もなく、同居の母は高齢で自分のことがやっとできる程度、子供たちは遠くにおり仕事持ってるからお願いできない。
昼間はスタッフに気をつけてもらい、私は毎日仕事が終わると消灯時間まで付き添ってました。主人は勝手に部屋を出たり、私が注意すると怒りだし、言い争いになりました。
毎日神経使ってくたくた、仕事もおろそかになりそうでした。
外泊を一度だけしたけどひどかった。
東京に出張に行くときかず、怒りだし、
殴りかかってきて、もうどうにもならなかった。今思い出してもかなりしんどい
出来事でした。
先生からは東京へ行ってくればよかった
じゃないですかと、言葉を疑うようなことを言われました。
この先生には高次脳機能障害の患者をもつ家族の気持ちなんてわからないんだなとがっかりしました。
易怒性や衝動性をおさえるため薬物をだしてもらい、少し落ち着きましたが、薬物治療の調整目的で精神科のある病院に転院しました。
閉鎖病棟のため、特殊な環境でまず驚き
ました。
この病院も高次脳機能障害の専門医がいるわけではありません。でも、いろいろ話しは聞いてくれましたが、薬を使っていくうちに歩けなくなり、寝たきり状態にもなりリハビリの病院に戻るように言われました。むこうも責任が負えないと思ったのでしょうね。
3ヶ月程お世話になり、車椅子生活となりました。
リハビリ病院に戻り、毎日リハビリしてもらいましたが、歩くことはできず、医療として受けられる期間も期限切れでやむなくショートステイに移りました。
今現在は老健入所中です。
3つの病院を転々としましたが、ドクターは誰一人親身になってはもらえなかったことです。地方は高次脳機能障害にたいしてもかなり遅れてるのでしかたないとはわかってましたが…
なんでも気軽に相談できるドクターがほしいです。