本日のテーマは、 

「長期投資で人生100年時代の後半戦をマイウェイに乗り切ろう!」

です。
 

介護には 

一人あたり平均580万円の費用

がかかります。

 

そこで、75歳以降25年間の、

介護費用に備える6つの方法

についてお伝えします。

このブログでは、その人にあったペース(マイペース)で投資や貯金をしていくことをオススメしています。
 

自分のペースを決めるためには、ゴールである75才以降の最晩年の自分の暮らしを想定しておくことが大切です。

ブログを運営しているのは、

ファイナンシャルプランナー

福祉業界出身FP」です。

 


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普段は老人ホームで介護士を手伝う介護助手の仕事をしています。

 

 

 

  介護にかかる費用と期間 

 

介護にかかる費用や期間は、人によって様々です。

 

調査では、平均では、

一人あたり580万円

期間は61ヶ月(約5年)です。



これは、その人の健康状態や介護がどの位必要か、などにより大きく異なります。中には10年に渡る場合もあります。


 

  老後の預金残高の推移

 

それでは、お金はどの程度、準備出来ているのでしょうか?

あくまで平均ですが、預金残高は一人あたり

約1000万円前後です。

 

例えば、預金1000万円で55歳の人が、

セカンドキャリアで頑張り、

引退する70歳までに2200万円まで

貯めたとします。

 


70歳以降の収入は国民年金のみで、毎月10万円づつ預金から取り崩すとすると、90歳で預金がゼロになる計算になります。

 


平均寿命はまだ80歳代ですが、100歳まで生きる可能性があるとすると、何とも心許ない状況です。

私が働く老人ホームをみてみると、100歳の方はざらにいます。

 

10人を一つの単位で介護士がお世話するユニット型の高齢者施設ですと、一つのユニットに1人や2人は、いらっしゃる感じです。

90歳から100歳までの10年でざっと1200万円は足りません。これはあくまで100歳まで健康で介護がほとんど要らない場合の計算です。

 

もし80代で介護に580万円かかれば、資産の枯渇は5年ほど早まります。

 

  人生100年時代後半のマイウェイな乗り切り方 



人生100年の最終コーナーを乗り切る手段として、本日は6つの方法をとりあげます。

1.貯蓄

2.保険活用

3.資産運用

4.親族による扶養、

5.地域からの支援、

6生活保護

順に説明します。

 

  1.貯蓄


まず、貯蓄です。高齢者になるまでに必要金額を貯めて、預金に入れておくことです。これは、現役時代の稼ぐ力がある人が取ることができる方法です。


貯蓄は、必要額を貯めるのに時間がかかります。図のように時間と金額のグラフで三角形になります。 

高齢になってから貯蓄をしても、必要額が貯まる前に、要介護や認知症になってしまう可能性が高くなります。
 

 


  2.保険活用


「貯蓄は三角、保険は四角」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

保険を活用すれば、間に合う可能性があります。保険料を支払うことで、要介護や認知症になった時点で、必要額が支給される仕組みです。

現在、日本の保険会社では、認知症や介護に対応した保険商品が、販売されています。




 

  3.資産運用

 

主な銀行の定期預金の利息をご覧ください。

 

持っているお金を、貯蓄していても、利息はほとんどありません。このままインフレが続けば、実質は目減りすることになります。

インデックス型投資信託などリスクが限定された金融商品に投資すれば、資産を増やせる可能性があります。

元本は保証されておらず、資産が減る危険性もあります。

 

長期間、少しずつ投資すれば、損失と儲けを重ねていく中で、長期の複利の効果が生まれ、資産形成ができる可能性が高くなります。

仮に3% で運用すれば、24年で投資額の2倍になります。これは72の法則と呼ばれるもので、72をリターンの%で割れば、元本が2倍になる年数が分かります。

 

  4.親族による扶養



高齢であれば働いてお金を稼ぐのは難しくなります。

 

もし、貯蓄が充分になく、保険料の支払いも、投資も、難しい場合は、親族に、生活費をみてもらうことが、次の選択肢となります。

金銭面の支援、身体面の支援(介護)を受けることなどが考えられます。介護度が大きくなると、家族の負担が増し、介護離職につながる危険性があります。

なお、今後は少子化で、親族間の扶養は難しくなることが予想されます。

 

  5.地域からの支援


 

介護や認知症は地域で協力して予防や助け合いをする時代となりました。

例えば地域包括ケアシステムでは、住み慣れた自宅がある地域で過ごせるよう多職種が連携して支援をします。

また、介護保険制度の活用が、人生100年時代を乗り切るためには、欠かせません。

 

  6.生活保護


 

貯金が尽きて、サポートする親族がいなくなれば、最終手段は生活保護です。

 

行政の指導下で、日本国憲法が定める「健康で文化的な最低限度の生活」を営むこととなります。住民税は非課税となります。

少子化と高齢化が進めば、将来は当たり前に発生するのではないかと思われます。

また、その行政も限界集落化した地域では充分なサービスが出来なくなる場合も考えられます。
 

  結論

 

本ブログでは、長期投資を推奨しています。人生100 年時代で、寿命が伸びれば、その対策として長期投資が考えられます、

但し、保険や投資などの金融は数ある手段の一つに過ぎません。

 

これと、介護保険、地域包括ケアなどの福祉制度を組み合わせることで、これまで人類の歴史になかった少子高齢化を乗り切ることができるはずです。

 

 

 

 

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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

 

本ブログでは、株式投資、投資信託など、投資の方法や考え方を分かりやすく説明しています。

ぜひ、フォローをよろしくお願い致します。

 

(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)

 

 

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