投資のごくごく基本的な言葉を説明します。
初心者だけでなく、投資デビューした方や実績を上げた方々にも、基本の振り返りに役立てていただければと思います。
今回は、「分散投資」(ぶんさんとうし)という言葉です。
分散投資は、数十年単位の長い期間に同じ商品を持ち続ける「長期投資」の基本テクニックとして定着してきています。
「何を分散するか?」で、大きく3つに分かれます。
いずれも、リスクを分散し、安定的な運用を目指しています。
1.地域分散
投資する国を複数に分散することを言います。
成長は著しいが不安定な国。成熟して低成長だが安定した国。
国にも色々あります。
投資対象の国をうまく組み合わせる事で、保有資産が安定的に成長します。
2.時間分散
投資するタイミングを複数に分けることで、リスクを減らします。
特に長期投資では、時間分散により、リスクを極限まで減らすことができます。
3.ポートフォリオ分散
投資する資産の種類を分けます。
国債と株式のように、逆の動きをする資産を組み合わせ、変化に対応できるポートフォリオ(資産の組み合わせ)を作ります。
どうか、皆様。
良い組み合わせのポートフォリオで、長期投資を心掛けてください。