聖歌隊の指揮者によって琴にあわせてうたわせたダビデの歌 わたしの義を助け守られる神よ、わたしが呼ばわる時、お答えください。あなたはわたしが悩んでいた時、わたしをくつろがせてくださいました。わたしをあわれみ、わたしの祈をお聞きください。 (口語訳聖書 詩篇4編1節)

 

 To the chief Musician on Neginoth, A Psalm of David. Hear me when I call, O God of my righteousness: thou hast enlarged me when I was in distress; have mercy upon me, and hear my prayer. (欽定訳聖書 Psalms 4:1)


「おお、私の義の神(O God of my righteousness)

    あるいは、私の義なる神、私の義なる大義の証人であり擁護者であり、私にさまざまな傷を負わせ、私を中傷する私の敵からは得られない、その正義の裁きと決定を私が期待しているお方。 あるいは、この表現は、「私の正義の基礎、源、創始者」を意味するかもしれません。 

 

私が苦悩していたとき、あなたは私を大きくしてくださいました。(thou hast enlarged me when I was in distress;)

   神は物質的にも霊的にも、以前の窮地や困難から私を救ってくださいました。そのため、あなたが今でも私を憐れんで、私があなたに提出する謙虚な願いを叶えてくださることを願っています。 「教会はダビデと同じようである」とホーン博士は言い、さらに付け加えてもいいかもしれませんが、真の教会員は皆、「大声で神の助けを求めます。 神を教会の義の神と呼び、神を赦しと恵みの泉と呼びます。 神は霊的自由と束縛からの解放を教会員に思い起こさせます。神は教会のために、これらのものを獲得されたのです。そして、しばしば、教会において、これらのものを働かされました。 そして教会における罰に値する事柄を意識して、教会が慈悲を求める祈りをさせるのです。

 出典:Joseph Benson's Commentary on the New and Old Testaments