ベス 若い人はどうしておのが道を清く保つことができるでしょうか。み言葉にしたがって、それを守るよりほかにありません。 わたしは心をつくしてあなたを尋ね求めます。わたしをあなたの戒めから迷い出させないでください。 わたしはあなたにむかって罪を犯すことのないように、心のうちにみ言葉をたくわえました。 あなたはほむべきかな、主よ、あなたの定めをわたしに教えてください。 わたしはくちびるをもって、あなたの口から出るもろもろのおきてを言いあらわします。 わたしは、もろもろのたからを喜ぶように、あなたのあかしの道を喜びます。 わたしは、あなたのさとしを思い、あなたの道に目をとめます。 わたしはあなたの定めを喜び、あなたのみ言葉を忘れません。
(詩篇119篇9-16節)

 詩篇作者が最後の一文の前に語ったことを思い出すのと同じ理由がない限り、私たちは忘れてしまいます。 それを念頭に置いてこの部分をもう一度読んでみましょう。 作者は、神の言葉を実践することによって、神の言葉の真理を発見したに違いありません。なぜなら、彼は自分の人生において神の定めを喜んで受け入れると言っているからです。 私たちは喜びを感じたことを忘れません。聖書が聖書であることのゆえんはその喜びです。

出典:The Bent Knee Time, July 12